科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
2080 図学 : Drawing 2S 2・90分 履修 講義 -
教 員 名 杉本 信行 : SUGIMOTO Nobuyuki
授業概要 プラモデルを購入すると、部品図や組立手順を示す図面が入っており、これらの図面は小学生でも理解できるようにわかりやすく描かれている。車のカタログには、その車の平面図や正面図が必ず掲載されている。また、新聞の折り込みチラシには、毎日のようにマンションや売り家の間取り図面が入っている。このように、図面は特別な専門技術者のためだけのものではない。では、自動車や家屋といった立体物が、どのようなルールのもとで紙の上に描かれているのであろうか。本授業では、まず立体物を平面的に表す”投影”という手法について説明した後、機
到 達 目 標 評 価 方 法
(1)立体物を投影して、平面図に変換できること。
(2)平面図から立体物がイメージできるようになること。
(3)寸法の表示方法や寸法補助記号の意味が理解できること。
(4)ねじ、歯車の簡略図示ができること。
@中間試験、A期末試験、B演習課題の提出で評価する。                           評価基準は、@40%、A40、B20%とする。
学習・教育目標 (D) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  序論 本授業全体の概要、製図用具の種類と使い方について説明する。   スケッチの基本 スケッチのしかたについて説明する。
第1 第16
   
  図面に用いる文字と線 文字の大きさ、線の太さや種類と用途について説明する。   スケッチ演習T Vブロックのスケッチを行い、それを図面化する。
第2 第17
   
  基礎的な図面のかき方T 線分や角の2等分、正多角形、直線と円弧のつなぎ方などについて説明する。   スケッチ演習U 段付き軸のスケッチを行い、それを図面化する。。
第3 第18
   
  基礎的な図面のかき方U 円弧と円弧のつなぎ方、だ円、歯形曲線などのかき方について説明する。   スケッチ演習V コーナプレートのスケッチを行い、それを図面化する。
第4 第19
   
  投影図のかき方 投影法や投影図のかき方について説明する。   演習V-A 与えられた図面のトレースを行う。
第5 第20
   
  演習T 与えられた立体図面を見て、投影図を描く。   演習V-B 与えられた図面のトレースを行う。
第6 第21
   
  中間まとめ 中間試験を行う。   中間まとめ 中間試験を行う。
第7 第22
   
  立体的な図示法 等角図やキャビネット図のかき方について説明する。   ねじの製図T ねじの基本、表し方について説明する。
第8 第23
   
  展開図 角柱や円柱の展開図のかき方について説明する。   ねじの製図U ねじの簡略化図示法について説明する。
第9 第24
   
  製作図 尺度や図面の様式について説明する。   ねじの製図V ねじ図面のトレースを行う。
第10 第25
   
  図形の表し方 主投影図の選び方や補助投影図について説明する。   歯車の製図T 歯車の種類や各部の名称について説明する。
第11 第26
   
  寸法記入T 寸法の基本的な書き方について説明する。   歯車の製図U 歯車の簡略化図示法について説明する。
第12 第27
   
  寸法記入U 寸法補助記号とその使い方について説明する。   演習W-A 与えられた図面のトレースを行う。
第13 第28
   
  演習U 与えられた平面図を実測し、図中に適切な寸法を書き込む演習を行う。   演習W-B 与えられた図面のトレースを行う。
第14 第29
   
  まとめ 前期のまとめを行う。   まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また、授業アンケートを行う。
第15 第30
   
関連科目 制御情報工学実習U
教 科 書 機械図面のよみ方・かき方、小町弘、オーム社
参 考 書 機械製図、林 洋次監修、実教出版
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考