科目コード 科      目      名  
2087 水力学 Hydraulics  
教 員 名 三宅 常時  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5S  1 ・ 100分 必修 講義・前期
授業概要 流体は流動しやすく、これを入れている容器の形に従うことが出来る物質で、静的平衡状態においては、接線応力またはせん斷応力を支えることが点で個体と区別される。これは流体の分子空間が個体と比較して、はるかに大きいためである。流体は一般にいくらかの圧縮性と変形にたいする小さい抵抗を持っており、水や油のような液体と空気や蒸気のような気体とに分けられる。本講義では流体の基礎的事項を学習する。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)静力学の基礎理論が理解できる。(2)連続の式、ベルヌーイの定理が理解できる。(3)流れの現象を理論的に理解しできる。(4)解析能力を高めることができる。 評価方法は、@中間試験、A期末試験により評価する。評価分配は、@50%、A50%とする。レポート提出の無い学生は再試験は行わない。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (E)@ JABEE基準1(1) (d)-(1)-C
授      業      計      画 項    目 内      容  
  水力学について 水力学に関する概要を説明する。
第1
 
  流体の物理的性質 単位、単位系について説明する。
第2
 
  流体の物理的性質 粘性・ニュートン流体について説明する。
第3
 
  流体の静力学 パスカルの原理について説明する。
第4
 
  流体の静力学 圧力の伝達について説明する。 
第5
 
  流体の静力学 平面壁に作用する圧力について説明する。  
第6
 
  前期中間まとめ 第1回から第7回までの学習事項のまとめ
第7
 
  流体の静力学 曲面壁に作用する圧力ついて説明する。   
第8
 
  流体の静力学 流体静力学の基礎について説明する。    
第9
 
  流体の静力学 回転容器内の液体について説明する。     
第10
 
  流体の静力学 アルキメデスの原理について説明する。      
第11
 
  流体の基礎理論 連続の式・オイラーの運動方程式について説明する。      
第12
 
  流体の基礎理論 流体粒子の加速度について説明する。
第13
 
  流体の基礎理論 ベルヌーイの定理について説明する。
第14
 
  まとめ 学習事項全体のまとめを行う。また授業アンケートを行う。
第15
 
関連科目 数学  
教 科 書 水力学、国清行夫他2、森北出版  
参 考 書 流体工学、古屋吉正他2、朝倉書店  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考