科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
2275 化学工学実験:Expriments in Chemical Engineering 4C 2・270 必修 実験・1/3年
教 員 名 竹内正美:TAKEUCHI Masami,中野陽一:NAKANO Youichi
授業概要  化学工学講義で学んだ、あるいはこれから学ぶ物質収支(移動)、エネルギー・熱収支(移動)について、各単位操作を行う。操作方法、データの整理・解析方法を説明し、併せて文献(便覧)等の調査方法を説明する。さらに二三の機器について機器分析の基本的操作方法を説明する。
 実験は、前半(生物コース)、後半(物質コース)それぞれ1/3年ずつ繰り返す。
到 達 目 標 評 価 方 法 評価配分
1.実験の基本的原理・理論が理解できる。 (1)実験レポートの原理・理論によって評価する。 10%
2.実験の装置および操作法を理解・実践できる。 (2)実験レポートの実験方法によって評価する。 10%
3.実験のデータの整理・計算方法が理解できる。 (3)実験レポートのデータ整理によって評価する。 30%
4.実験の結果に対する考察ができる。 (4)実験レポートの考察によって評価する。  30%
5.実験の内容を説明できる。 (5)実験の口頭試問または筆記試験によって評価する。 20%
     
     
学習・教育目標 AA JABEE基準1(1) (d)-(2)-b)
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
 説明・注意事項  実験の基本、各テーマの内容について説明する。[前半]  物質収支・
 熱収支 
 都市ガスをボイラーで燃焼し、ガス分析を行い、物質収支及び熱収支を取る。過剰空気率と発熱量の算出方法を理解する。
  流動(流量測定・
  圧力損失の測定)
 流量測定器具、測定方法。流体の圧力損失について実験を行う。 エネルギー収支を理解する。   機器分析(1)   液体クロマトグラフィー、紫外・可視分光分析について説明する。
 円管内の境膜
 伝熱係数
 境膜伝熱係数の測定を行う。流体流速等の影響・文献値との比較検討を行う。  機器分析(2)   液体クロマトグラフィー、紫外・可視分光分析について説明する。
 補足実験  結果に対する指導と、データの再確認のため補足実験を行う。  総合演習   各テーマに対する検討。口頭試問または筆記試験を行う。
 精留  メタノール−水系の精留を行う。物質収支、熱収支、物質移動・分離機構を理解する。    
 物質収支・熱収支  都市ガスをボイラーで燃焼し、ガス分析を行い、物質収支及び熱収支を取る。過剰空気率と発熱量の算出方法を理解する。    
 補足実験  結果に対する指導と、データの再確認のため補足実験を行う。    
 機器分析(1)  液体クロマトグラフィー、紫外・可視分光分析について説明する。    
 機器分析(2)  液体クロマトグラフィー、紫外・可視分光分析について説明する。    
 総合演習  各テーマに対する検討。口頭試問または筆記試験を行う。    
 説明・注意事項  実験の基本、各テーマの内容について説明する。[後半]    
 流動(流量測定・
 圧力損失の測定)
 流量測定器具、測定方法。流体の圧力損失について実験を行う。 エネルギー収支を理解する。    
 円管内の境膜
 伝熱係数
 境膜伝熱係数の測定を行う。流体流速等の影響・文献値との比較検討を行う。    
 補足実験  結果に対する指導と、データの再確認のため補足実験を行う。    
 精留   メタノール−水系の精留を行う。物質収支、熱収支、物質移動・分離機構を理解する。    
関連科目 化学、化学工学、情報処理、物理化学 
教 科 書 自作プリント実験書 
参 考 書 化学工学教科書、化学工学実験法、(頼実正弘、培風館) 
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考