科目コード 科      目      名  
2379 計算機システムII: Computer Architecture II  
教 員 名 三宅 常時 MIYAKE joji  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5S 1・100分 選択 講義・後期
授業概要 計算機システムIの学習によって得られた基本的かつ概括的知識を前提に、さらに、コンピュータシステムの構成で中心となる制御アーキテチャ・命令実行順序制御・演算アーキテクチャ・割り込み等について、ハードウエアとソフトウエアの機能分担方式の観点から学習する。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)制御アーキテクチャが理解できる。 (2)命令実行順序制御が理解できる。(3)演算アーキテクチャが理解できる。(4)割り込みが理解できる。 評価方法は、@中間試験、A期末試験により評価する。評価分配は、@50%、A50%とする。レポート提出の無い学生は再試験は行わない。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (B)@ JABEE基準1(1) (d)-(1)-A
授      業      計      画 項    目 内      容  
  制御アーキテクチャ 配線論理制御のハードウェア構成について説明する。
第1
 
  制御アーキテクチャ 同期式制御と非同期式制御について説明する。
第2
 
  制御アーキテクチャ マイクロプログラム制御方式についてについて説明する。
第3
 
  制御アーキテクチャ マイクロ命令形式について説明する。
第4
 
  命令実行順序制御 ノイマン型コンピュータの命令実行順序制御について説明する。
第5
 
  命令実行順序制御 命令実行順序制御の高速化について説明する。
第6
 
  中間まとめ 1回から7回までの学習事項のまとめ
第7
 
  命令実行順序制御 命令パイプライン処理について説明する。
第8
 
  命令実行順序制御 命令レベル並列処理及びスーパスカラについて説明する。
第9
 
  演算アーキテクチャ 演算パイプライン処理について説明する。
第10
 
  演算アーキテクチャ パイプライン処理のストール・ハザードについて説明する。
第11
 
  Osと制御装置の接点 Osによるプロセス状態とプロセス制御ブロックについて説明する。
第12
 
  割り込み 割り込み処理について説明する。
第13
 
  割り込み 割り込みと制御アーキテクチャについて説明する。
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめ               授業評価アンケート
第15
 
関連科目 計算機システムI  
教 科 書 コンピュータアーキテクチャの基礎(柴山潔・近代科学社)  
参 考 書 コンピュータアーキテクチャ(ヘネシー&パターソン・日経BP社)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考 計算機システムIの知識を前提とする。