| 科目コード | 科 目 名 | |||||||||
| 2425 | 合成化学:Synthetic Chemistry | |||||||||
| 教 員 名 | 柿並孝明: KAKINAMI Takaaki | |||||||||
| 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
| 5C | 1・100分 | 必修 | 講義・前期 | ○ | ||||||
| 授業概要 | 2年・3年・4年で習得した有機化学の知識を更に深めるため、カルボン酸とその誘導体、アミンとそれに関連した窒素化合物を紹介する。本講義の修了にて、有機化学の各論を全て学んだことになる。 | |||||||||
| 到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
| @構造、命名と自然現象を含んだ化学的性質が説明できる。 A自然現象を含んだ各種反応と合成及び反応機構を誘導することができる。 | 中間試験 40% 期末試験 40% レポート 20% | |||||||||
| 学習・教育目標 | (A)@ | JABEE基準1(1) | (c) | |||||||
| 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
| カルボン酸/エステル類の命名 | カルボン酸およびエステル類の命名法を解説する。 | |||||||||
| 第1 | ||||||||||
| カルボン酸の性質 | 命名法、カルボン酸の合成と性質、カルボン酸塩の形成を解説する。 | |||||||||
| 第2 | ||||||||||
| カルボン酸の反応 | エステル化反応の機構、酸塩化物の形成、酸無水物の形成について解説する。 | |||||||||
| 第3 | ||||||||||
| カルボン酸誘導体の反応 | エステルのけん化、加アンモニア分解、Grignard試薬との反応、還元、酸塩化物・酸無水物の求核的アシル化反応アミドの加水分解、還元反応について解説する | |||||||||
| 第4 | ||||||||||
| Claisen縮合 | Claisen縮合反応について解説する。 | |||||||||
| 第5 | ||||||||||
| 章末問題 | 章末問題を課題として与え解答する。 | |||||||||
| 第6 | ||||||||||
| 章末問題 | 章末問題を課題として与え解答する。 | |||||||||
| 第7 | ||||||||||
| アミンの分類と構造および命名 | アミンの分類・構造・命名について解説する。 | |||||||||
| 第8 | ||||||||||
| アミンの合成法 | 種種の還元法を用いるアミンの合成法について解説する。 | |||||||||
| 第9 | ||||||||||
| 塩基としてのアミン | アミンの塩基性について解説する。 | |||||||||
| 第10 | ||||||||||
| 求核剤としてのアミン | 第一、第二、第三アミンと第四級アンモニウム塩の合成法について解説する。 | |||||||||
| 第11 | ||||||||||
| 芳香族ジアゾニウム塩 | 芳香族ジアゾニウム塩の生成と反応およびジアゾカップリングについて解説する。 | |||||||||
| 第12 | ||||||||||
| 章末問題 | 章末問題を課題として与え解答する。 | |||||||||
| 第13 | ||||||||||
| 章末問題 | 章末問題を課題として与え解答する。 | |||||||||
| 第14 | ||||||||||
| まとめ | 全体の学習事項のまとめ、授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
| 第15 | ||||||||||
| 関連科目 | 有機化学T・U・V・Wと同じ教科書を使用する | |||||||||
| 教 科 書 | 基礎有機化学(H・ハート著・培風館発行) | |||||||||
| 参 考 書 | ||||||||||
| 授業評価・理解度 | 最終回に授業アンケートを行う | |||||||||
| 副担当教員 | ||||||||||
| 備 考 | ||||||||||