科目コード 科      目      名  
2541   経済学U:EconomicsU   
教 員 名 太田 勝:OTA Masaru  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
4B 1・100分 必修 講義・後期
授業概要   前期ではマクロ経済学(経済の基本的な脇組み、とりわけケインズの国民所得理論)の解説をする。後期ではミクロ経済学(個々の経済主体の経済活動や独占・寡占などの価格理論)の解説をする。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)マクロ経済学の骨格をなす国民所得決定論を理解できる。                       (2)経済主体の行動原理(企業の利潤最大化や家計の効用最大化)を理解できる。                                                                        (3)現実の経済の実態を経済のツールを使って分析できる。 @中間試験(35%)、A期末試験を(35%)、Aレポート(30%)で評価する  
 
 
 
 
 
学習・教育目標  (E) @ JABEE基準1(1)    (d)-(1)-C
授      業      計      画 項    目 内      容
  経済システムと経済主体 市場経済と価格メカニズム  
第1  
   
  消費者行動の理論@ 限界効用逓減の法則について学ぶ。  
第2  
   
  消費者行動の理論A 単位貨幣当り限界効用均等化が効用最大化をもたらすことを学習する。  
第3  
   
  生産者の行動@ さまざまな費用曲線について学ぶ。  
第4  
   
  生産者の行動A 価格=原価費用で生産することが最大利潤をもたらすことを学習する。  
第5  
   
  消費者余剰、生産者余剰、社会的余剰 余剰概念について学ぶ。  
第6  
   
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。  
第7  
   
  完全競争と独占について 独占企業の行動や独占の弊害について。  
第8  
   
  寡占について 寡占経済における屈折需要曲線やフルコスト原則について学ぶ。  
第9  
   
  市場の失敗 ある市場においてはパレート最適が実現しないことを学習する。  
第10  
   
  公共財 私的財との比較で公共財の特質を学ぶ。  
第11  
   
  外部効果について 外部効果がある場合、私的費用と社会的費用が乖離することを理解する  
第12  
   
  比較生産費説 国際貿易の利益について学ぶ。  
第13  
   
  演習問題 復習と演習問題  
第14  
   
  まとめ 全体の学習事項のまとめと授業評価アンケート調査を行う。
第15
 
関連科目 政治・経済  
教 科 書 Microeconomics(BARRON'S)  
参 考 書 現代経済学の基礎(牛島・林、有斐閣)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考