科目コード 科      目      名  
3045 応用物理 W : Applied Physics W  
教 員 名 増山 和子: MASIYAMA Kazuko  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
4C 1・100分 必修 講義・後期
授業概要 力学とならんで古典物理学の柱となる電磁気学の、磁気に関する現象と電磁誘導を説明する。
また、シミュレーション物理演習では、表計算ソフトを使って生態系のモデルを扱い、自然界のパターンの法則性に触れて現象の理解を深める。
 
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
1) 磁気、電磁誘導、交流回路等に関する基本概念を理解できる。         
2) 生態系のフラクタルやセル・オートマトンをシミュレーションし、解析できる。
評価方法は、@中間試験、A期末試験、Bレポートで評価する。評価配分は、@35%、A35%、B30%とする。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (A)@ JABEE基準1(1) (C)
授      業      計      画 項    目 内      容  
  電流と磁場@ 電流が作る磁場について説明する。
第1
 
  磁場中の電流に働く力 磁場中の電流に働く力について説明する。
第2
 
  電流間に働く力 電流間に働く力を説明し、例題としてモーターの原理を取り上げる。
第3
 
  ローレンツ力 @ 磁場中の荷電粒子に働く力について説明する。
第4
 
  ローレンツ力 A 例題として、質量分析器などを取り上げて説明する。
第5
 
  シミュレーション演習@ エクセルの復習として、正弦波、リサージュなどを描く。
第6
 
  シミュレーション演習A 自然界の、特に生態系におけるフラクタルについて、シミュレーションを通じて理解する。
第7
 
  シミュレーション演習B セル・オートマトンの例として、シェルピンスキーのギャスケットを取り扱う。
第8
 
  シミュレーション演習C セルの自己増殖のモデルを各自作成
第9
 
  シミュレーション演習D レポート作成
第10
 
  電磁誘導@ 電磁誘導の法則について説明する。
第11
 
  電磁誘導A  電磁誘導現象を、ミクロな見方から説明する。
第12
 
  電磁誘導B 例題の提示および演習により理解を深める。
第13
 
  交流発電機 電磁誘導の例として、交流発電機の原理を取り上げる。
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 物理、数学、応用物理T、U、V  
教 科 書 物理学基礎(原 康夫、学術図書出版)  
参 考 書 新物理学(シップマン、学術図書出版)、トライアル物理T、U(数研出版)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員 吉田 政司  
備  考 まとめおよび問題のプリント資料を併用する。