科目コード 科      目      名  
3101  有機化学T : Organic Chemistly I  
教 員 名  山ア 博人    YAMASAKI Hirohito  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
2C 1・90分 履修 講義・後期
授業概要 有機化学の基礎である「1章結合と異性」において、原子の電子配置・共有結合・原子価・形式電荷・共鳴・混成軌道などを理解させる。 「2章アルカンとシクロアルカン」では、命名法・置換基・立体配座・シスートランス異性・アルカンの反応などを説明する。          
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
1)化学結合と有機化合物の基礎化合物であるアルカンとシクロアルカンの構造・命名を説明できる。
2)置換基・IUPAC規則・シスートランス異性・反応などについて説明できる。
@中間試験(40%),A期末試験(40%),Bレポート・小テスト(20%)で評価する。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (A) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容
  1章 結合と異性 原子における電子の配置・イオン結合と共有結合…炭素と共有結合について述べる
第1
 
  炭素−炭素単結合 炭素ー炭素単結合・極性をもった共有結合・多重共有結合・原子価について述べる
第2
 
  異性・構造式の書き方 異性体・構造式の書き方・簡略化した構造式の書き方・形式電荷について説明する
第3
 
  σ結合 共鳴・結合の軌道論的な考え方;σ結合について説明する
第4
 
  炭素のsp3混成軌道 炭素のsp3混成軌道・炭素の正四面体構造・分子の骨格による分類について説明する
第5
 
  章末問題 官能基に基づく分類について説明する
章末問題
第6
 
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する
第7
 
  2章 アルカンとシクロアルカン アルカンの構造・有機化合物の命名法・アルカンの構造
第8
 
  IUPAC規則 アルカンの命名に関するIUPAC規則・アルキルおよびハロゲン置換基
第9
 
  IUPAC規則の使い方 IUPAC規則の使い方・アルカンの天然資源・アルカンの物理的性質
第10
 
  アルカンの立体配座 アルカンの立体配座・シクロアルカン;命名法と立体配座・シクロアルカンのシスートランス異性
第11
 
  アルカンの反応 異性体に関するまとめ・アルカンの反応・酸化と燃焼
第12
 
  遊離基連鎖機構章末問題 ハロゲン化の遊離基連鎖機構・章末問題
第13
 
  章末問題 章末問題
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめと授業評価アンケート調査を行う
第15
 
関連科目  化学B  
教 科 書  基礎有機化学(H.ハート著・培風館発行)  
参 考 書  (教材) HGS分子模型A型セット(丸善)  
授業評価・理解度  最終回に授業評価アンケートを行う  
副担当教員    
備  考  本講義の質問は講義時間の他,何時でも受け付ける