科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3184  信号処理工学 : Signal Processing 4S 2・100分 必修 講義・通年
教 員 名 江原 史朗 : EHARA Fumiaki
授業概要 音声処理や画像処理に必要となるディジタル信号処理の基礎を学習する。フーリエ変換について学習し,フーリエ変換の線形システムへの応用について理解する。ラプラス変換,Z変換,ディジタルフィルタについて学習する。これらの知識の習得のためにプログラミング演習を行う。
到 達 目 標 評 価 方 法
(1) フーリエ変換とその線形システムへの応用について理解する。
(2) フーリエ変換を用いた周波数解析に関するプログラムが作成できる。
評価方法は(1)中間試験,(2)期末試験,(3)レポートで評価する。評価配分は(1)40%,(2)40%,(3)20%とする。
学習・教育目標 (B)@ JABEE基準1(1) (c)
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  信号処理の概要 信号処理工学の概要,量子化について説明する。   高速フーリエ変換 高速フーリエ変換について説明する。 
第1 第16
   
  標本化定理 標本化定理について説明する。   演習 高速フーリエ変換に関するプログラミング演習を行う。
第2 第17
   
  移動平均 雑音除去の手法について説明する。   フーリエ逆変換 フーリエ逆変換について説明する。 
第3 第18
   
  演習 移動平均法についてプログラム演習を行う。   演習 フーリエ逆変換に関するプログラミング演習を行う。
第4 第19
   
  実フーリエ級数展開 実フーリエ級数展開について説明する。    フーリエ変換の性質(1) 基本的な波形のフーリエ変換について説明する。
第5 第20
   
  演習 実フーリエ級数展開に関する演習を行う。   フーリエ変換の性質(2) フーリエ変換の性質について説明する。
第6 第21
   
  演習 実フーリエ級数展開に関するプログラミング演習を行う。   演習 フーリエ変換に関するプログラミング演習を行う。
第7 第22
   
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。   中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。
第8 第23
   
  複素フーリエ級数展開 複素フーリエ級数展開について説明する。    線形システムへの応用 フーリエ変換の線形システムへの応用について説明する。
第9 第24
   
  演習 複素フーリエ級数展開に関する演習を行う。   演習 フーリエ変換に関する演習を行う。
第10 第25
   
  演習 複素フーリエ級数展開に関するプログラミング演習を行う。   演習 フーリエ変換に関するプログラミング演習を行う。
第11 第26
   
  離散フーリエ変換 離散フーリエ変換について説明する。    アナログフィルタ フィルタの種類と特性について説明する。
第12 第27
   
  演習 離散フーリエ変換に関する演習を行う。   演習 フィルタに関する演習を行う。
第13 第28
   
  演習 離散フーリエ変換に関するプログラミング演習を行う。   演習 フィルタに関するプログラミング演習を行う。
第14 第29
   
  まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。    まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また,授業評価アンケートを行う。
第15 第30
   
関連科目  
教 科 書 高専生のためのディジタル信号処理(酒井幸市著・コロナ社)
参 考 書  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考