科目コード 科      目      名  
3190 基礎機械工学U : Fundamental Methanical Eng. U  
教 員 名 福地 賢治 : FUKUCHI Kenji  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
4C 1・100分 必修 講義・後期
授業概要 熱工学と流体工学の基礎理論を理解し,その応用について説明する.物質工学科の学生であることを考慮し、できるだけ化学工学に関連する現象を取り上げて説明する。前半は熱工学の基礎理論とその応用、後半は流体工学の基礎理論と応用について説明し,多く演習を行って解析能力が高まるよう説明する.  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)熱力学の第一法則と第二法則およびサイクルが理解できること.                            (2)水力学の静力学,連続の式ベルヌーイの定理,運動量の基礎理論が理解できること.                     (3)解析能力を身につけ高めることができること. @中間試験、A期末試験、B小テスト、Cレポートを総合的に評価する。評価配分は、@40%A40%B10%C10%とする。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標  (E)@ JABEE基準1(1) (d)-(1)-C
授      業      計      画 項    目 内      容  
  熱力学の概要 理想気体、実在ガス、状態量、内部エネルギについて説明する  
第1
 
  熱力学の第一法則 閉じた系、開いた系、比熱について説明する
第2
 
  熱力学の基礎式(1) 等温変化、等圧変化、等容変化について説明する
第3
 
  熱力学の基礎式(2) 可逆断熱変化、ポリトロープ変について説明し,熱力学の基礎式に関する演習問題を解かせる
第4
 
  熱力学第二法則(1) カルノーサイクル,エンとロピについて説明する
第5
 
  熱力学第二法則(2)、蒸気原動所 オットーサイクルについて説明し,サイクルに関する演習問題を解かせる。蒸気の性質、蒸気サイクルについて説明する。
第6
 
  中間試験 第1〜6回の試験を行う
第7
 
  流体の物理的性質 流体工学で使用する密度、比容積、圧力、粘性、表面張力等の物理量について説明する
第8
 
  流体の静力学(1) 圧力、マノメータによる差圧計算について説明する
第9
 
  流体の静力学(2) 壁面に及ぼす流体の力および浮力について説明し,演習問題を解かせる
第10
 
  流体の運動 連続の式、ベルヌーイの定理とその応用に関する説明する
第11
 
  流路内の流れと損失 レイノルズ数、管摩擦とその応用について説明し,演習問題を解かせる
第12
 
  流速及び流量の計測(1) ピトー管、オリフィスによる流速および流量計測について説明する
第13
 
  流速及び流量の計測(2) ノズル、ベンチュリー管による流量計測について説明し,演習問題を解かせる
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また、授業評価アンケートを行う
第15
 
関連科目 化学工学分野
教 科 書 機械工学概論(福田基一著、産業図書  
参 考 書 工業熱力学、丸茂榮佑,コロナ、水力学,生井、森北出版  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う  
副担当教員    
備  考 教材を使用