科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3216 卒業研究T:Graduation Research T 4S 2・90分 必修 実験・通年 -
教 員 名 制御情報工学科の全教員
授業概要  文献調査、研究の計画、実験の実施、実験結果の解析と考察、今後の取組等を通じて、自ら新しい情報を獲得して研究を計画・遂行できる能力の育成を行うとともに、課題に対する解決能力及び研究成果をまとめて説明・説得する力を養う。学生は各研究室に少人数毎に配属され、担当教員による個人指導が行われる。学生は中間発表を行い,学年末に中間報告書を提出する。 
到 達 目 標 評 価 方 法 評価配分
(1) 自主的に新しい情報や知識を習得し、課題への継続的な取組ができること。 (1) 課題への取組によって評価する。 20%
(2) 研究の目的を理解し、実験を計画して遂行し、結果を整理して解析できること。   (2) 実験データ・資料・レポート等によって評価する。 30%
(3) 研究の目的・方法・結果・考察・結論等をまとめて、論文を作成できること。 (3) 卒業論文中間報告書によって評価する。 40%
(4) 研究成果の資料を作成して発表し、説明・説得することができること。 (4) 中間発表によって評価する。 10%
     
     
     
学習・教育目標 (A)AC JABEE基準1(1) (d)-(2)-b),(g)
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
以下のスケジュールに従って、研究を行う。
・研究準備(研究対象分野に関する調査・予備実験)
・研究
・卒業研究中間発表会(1月予定)
・卒業論文中間報告書の提出(学年末)
各研究室の予定している研究内容は以下の通りである。 
 
制御システム研究
(担当教員: 山根) 
 金属製の支柱型構造物の異常診断、歩行時のヒトや走行中の車両の重量動的計測、外乱の下での配管系の振動制御などを念頭に、状態推定問題について考察し、数値シミュレーションを通して課題解決のツールとなる信号処理の手法について理解を深める。 計算機科学研究
(担当教員: 田辺) 
卒業研究IIのテーマを円滑に遂行する準備として、オブジェクト指向プログラミング言語の習得を行う。前期は卒研II学生および専攻科生によるテキスト輪講を行い、後期は卒研IIで予定されるテーマに関連するGUIプログラムの作成を行う。 
ダイナミクス研究
(担当教員: 杉本) 
(1)ロボットの歴史に関する文献調査
(2)ロボットハンドの関節駆動に関する特許検索
(3)筋電位センサによる人間の指の動作検出
(4)人間の手指の運動学的考察
情報システム研究
(担当教員:三谷)
画像処理・パターン認識に関する研究 
メカトロニクス研究
(担当教員: 落合) 
(1)画像処理を利用した医療・福祉支援装置に関する研究
(2)上肢障害者のための環境制御装置に関する研究
(3)メカトロニクス教育教材の開発
(4)H8マイコンやPICの応用に関する研究 
これらの研究を遂行するに必要となる基礎的な知識や技術の習得を行う。 
音響システム研究
(担当教員:江原)
 数値シミュレーションを行う際に必要とされるさまざまな理論やプログラミング手法について学習し、プログラミング演習を行う。
電子情報研究
(担当教員: 勝田)
(1) 対称性を有する非線形システムの研究
(2) C言語教育に使用できるプログラムの研究
(3) 論文作成ソフトpLaTeXの活用研究
上記研究を行うために必要となる知識や技術の習得を行う
計測システム研究
(担当教員: 米澤)
・加速度センサを用いた位置計測
・ジャイロセンサを用いた姿勢計測
・PCによる無線操縦方法の検討
・H8マイコンを用いた応用研究
物理システム研究
(担当教員: 三宅) 
組み込みシステムの基礎的な研究
通信工学の研究
非線形現象の解析
知的システム研究
(担当教員:久保田)
・粒子群最適化法とその工学的応用
・部分空間法に基づく記号データ分類
上記研究を遂行するための基礎となる学習モデルや進化的計算論、計算知能などに関する学術的知識とプログラミング技術を習得する。また、文章作成と発表の技術を習得する。
       
       
       
関連科目 創造製作・実験
教 科 書 使用しない
参 考 書 研究テーマに関して、これまで学習した専門科目の教科書
授業評価・理解度 学年末に授業アンケートを行う。
副担当教員  
備  考