科目コード 科      目      名  
5112  ダイナミックシステム    Dynamic Systems  
教 員 名 山根 健治 : YAMANE Kenji  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3S   1 ・ 100分 履修 講義・後期 -
授業概要  一般に高性能機器は制御系を組み込むことにより実現され、このときの制御対象の性能改善は動特性の相違として現れる。本講義では、高学年で学ぶ制御工学の理解を深めることを念頭に、実際的な種々のダイナミックシステムに対して、動特性の導出法を学ぶとともに、その結果得られる伝達関数の相違による過渡応答への影響を学ぶ。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)種々のシステムの動特性を分類できる。
(2)一次遅れ系の伝達関数を説明し過渡応答を求めることができる。
(3)二次遅れ系の伝達関数を説明し過渡応答を求めることができる。
 @ 中間試験(40%),
 A 期末試験(40%),
 B 演習・小テスト(20%)
で評価する。
 
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (C) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容  
  システムについて システムの分類
入出力特性と伝達関数
過渡応答
第1
 
  静的システム システムの例
システムの入出力特性
過渡応答
第2
 
  一次遅れ系1 熱力学系の具体例、微分方程式
第3
 
  一次遅れ系2 力学系の具体例、微分方程式、演習
第4
 
  一次遅れ系3 電気回路系の具体例、微分方程式、演習
第5
 
  一次遅れ系4 流体系の具体例、微分方程式
第6
 
  一次遅れ系5 入出力関係と伝達関数、過渡応答
第7
 
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。
第8
 
  試験の解答 試験問題の解説と解答
第9
 
  二次遅れ系1 並進力学系の具体例、微分方程式、演習
第10
 
  二次遅れ系2 回転力学系の具体例、微分方程式
第11
 
  二次遅れ系3 電気回路系の具体例、微分方程式、演習
第12
 
  二次遅れ系4 2容量系の具体例、微分方程式
第13
 
  高次遅れ系 電気回路系、2自由度力学系、伝達関数、過渡応答
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また、授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 数学、物理、制御数学  
教 科 書 水本久夫(著)「ラプラス変換入門」(森北出版)  
参 考 書 使用しない(ノート講義、資料および自作プリント配布)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考