科目コード 科      目      名  
5116 経営管理論T : Management TheoryT  
教 員 名 陳 韻如(Chen Yun-Ju)  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3B 2・90分 必修 講義・前期  
授業概要 経営管理の思想は工場から発展してきた。これは、現代企業の経営基盤がどのように整備され、なぜある特定のやり方になったのかなど、それぞれに時代の背景と深く関わっていることを意味している。そのような歴史的な背景を意識しながら、企業が成り立つ仕組みや、具体的な管理対象について勉強していく。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)企業内部の管理について具体的なイメージを形成してもらうこと。
(2)講義を通じて、自分が周囲への洞察を深め、他者と関わりながら判断をくだす「目」を養うこと。
中間テスト,前期期末試験 50%, 50%  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (C)A JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容  
  イントロダクション 経営管理論を学ぶことの意義と目的を説明する。
第1
 
  経営管理の  発展と課題  経営管理論の起源と取り上げる課題について、イギリスの「歴史的皮肉」から説明する。
第2
 
  専門経営者の時代 経営者がなぜ出現し、しかも重要になってきたか、所有の経営(支配)の分離から説明する。
第3
 
  科学的管理法 経営管理の起源とも言われる科学的管理法を中心に説明する。
第4
 
  管理の原則 管理の中身とは何か、ファヨールの管理過程論から説明する。
第5
 
  なぜ働くのか 伝統的管理論への反発から、人間が働く意義を見直そうとする人間関係論について説明する。
第6
 
  経営組織の  論理 組織はなぜ結成されるか、その論理について説明する。
第7
 
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。
第8
 
  組織の     デザイン 組織構造の設計理念ならびに諸類型について説明する。
第9
 
  マーケティング管理 企業内部の資源を分類して、「モノ」の販売に関わるマーケティングの管理について説明する。
第10
 
  生産管理 「モノ」の生産に関わるコンセプトとシステムを説明する。
第11
 
  人的資源管理 「ヒト」という資源を如何に確保するかを説明する。
第12
 
  財務管理 「カネ」という資源の運用を説明する。
第13
 
  情報管理 「情報」という資源の役割と伝達の仕組みについて説明する。
第14
 
  前期試験 理解度や目標到達度を確認する。
第15
 
関連科目 経営学概論,経営史概論,経営組織論  
教 科 書 特になし。授業中に教材を配布する。  
参 考 書 『経営学を楽しく学ぶ』(斎藤毅憲編著,中央経済社)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員 朴唯新先生  
備  考