科目コード 科      目      名  
5149   経営工学UB:Management EngineeringUB  
教 員 名 太田 勝:OTA Masaru  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5B 1・100分 必修 講義・ 後期
授業概要 経営工学は、まず解かなければならない問題が与えられる。そして、その問題が含む各種の要因のうち、かなりの部分を無視し、現実の状況からある局面を抽象する。また、問題を解くためにはフローチャートやプログラムの作成も必要になる。現実の状況を理想化した数理的モデルの中でも、比較的易しいものを4学年で取り上げてきたが、5学年では金融工学のような最近の新しい分野も含めて、さまざまな応用へと進む。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)線形計画法、需要予測方法や在庫管理様式等の初歩的な工学的技法が理解できる。                                                (2)演習問題を解くことで、より理解を深め、現実のさまざまな問題に対して適用ができる @中間試験(35%)、A期末試験を(35%)、Bレポート(30%)で評価する  
 
 
 
 
 
学習・教育目標  (E) @ JABEE基準1(1)    (d)-(1)-C
       
  設備の信頼性@ RAS機能の尺度と、故障率が時間の経過とjともに変化していくバスタブ曲線の検討。  
第1  
   
  設備の信頼性A RAS機能と、システムが直列の場合と並列の場合の信頼度の計算  
第2  
   
  設備の更新@ 機械が使用により、時間の経過とともに劣化知する場合。  
第3  
   
  設備の更新A 機械が劣化はしないが、ある程度、使用したら時間が経過すると、寿命がつきる場合。  
第4  
   
  設備投資案の選択問題 複数の投資案の中から一つを選択するときの、資金の現価、終価、年価の計算問題。  
第5  
   
  情報理論 (投資)情報を量で表した場合の、平均情報量(エントロピー)の計算。  
第6  
   
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。  
第7  
   
  学習曲線 学習(経験)曲線モデルと、その応用について検討する。  
第8  
   
  バランシング問題 コンベヤシステムにおける生産ラインの編成について検討する。  
第9  
   
  シミュレーション 現象が複雑で、数式による解法が困難な場合、シミュレーションによつて、待ち行列の問題を解く。  
第10  
   
  待ち行列システムの基本モデル 確率的理論を通して、待ち行列の基本方程式を求める。  
第11  
   
  待ち行列の確率的特性 待ち行列システムの平均客数、平均待ち時間、窓口で待たされる確率等を求める。  
第12  
   
  待ち行列の種類 到着分布の型、サービス分布の型、窓口の数等について検討する。  
第13  
   
  練習問題 復習と練習問題  
第14  
   
  まとめ 全体の学習事項のまとめと授業評価アンケート調査を行う。  
第15  
   
関連科目 経営統計学T、経営統計学U、経営工学TA, 経営工学UA  
教 科 書  OPERATIONS MANEGEMENT(BARRON’S)  
参 考 書 統計・OR入門(黒澤和人著、共立出版)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考