| 科目コード | 科 目 名 | |||||||||
| 8414 | 生体触媒工学 : Biocatalyst Engineering | |||||||||
| 教 員 名 | 品川惠美子 : SHINAGAWA Emiko | |||||||||
| 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | |||||||
| 2D | 2 ・ 100分 | 選択 | 講義・前期 | |||||||
| 授業概要 | 生体触媒である酵素は、生物の営む殆ど全ての反応に関与している。この講義では、酵素を化学的、物理的および生物的面から理解させ、酵素の利用法、タンパク工学的方法による酵素の改良等についても紹介する。 | |||||||||
| 到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
| (1)生体触媒である酵素の構成成分、構造等の基本的項目について説明できる。 | 評価方法は、中間試験(30%)、期末試験(50%)、プレゼンテーション(20%)で評価する。 | |||||||||
| (2)酵素の生体内での役割、調節方法が説明できる。 | ||||||||||
| (3)酵素の改変の仕方や利用方法について概略を説明できる。 | ||||||||||
| 学習・教育目標 | (D)@ | JABEE基準1(1) | (d)‐(2)‐a) | |||||||
| 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
| 講義概要 | 本講義の全体的な流れを説明し、これまでの生化学関係の習得知識について確認を行う。 | |||||||||
| 第1 | ||||||||||
| 生体触媒の基礎@ | 酵素を構成するタンパク質の構成成分であるアミノ酸について説明する。 | |||||||||
| 第2 | ||||||||||
| 生体触媒の基礎A | タンパク質の構造等について説明する。 | |||||||||
| 第3 | ||||||||||
| 酵素の分類 | 酵素の分類とそれぞれの酵素についての概略を説明する。 | |||||||||
| 第4 | ||||||||||
| コファクターと作用機構@ | ビタミンと補酵素の関係およびその作用機構について説明する。 | |||||||||
| 第5 | ||||||||||
| コファクターと作用機構A | ビタミンと補酵素の関係およびその作用機構について説明する。 | |||||||||
| 第6 | ||||||||||
| 中間試験 | 生体触媒である酵素の基本的な知識について試験を行う。 | |||||||||
| 第7 | ||||||||||
| 酵素の精製法および分析技術@ | 酵素の抽出方法、精製方法および分析方法について説明する。 | |||||||||
| 第8 | ||||||||||
| 酵素の精製法および分析技術A | 受講生は、酵素精製に関する英文論文の紹介をPowerPointを使用しプレゼンテーションを行う。 | |||||||||
| 第9 | ||||||||||
| 酵素の反応速度論 | 酵素の反応速度論について説明するとともに簡単な演習を行う。 | |||||||||
| 第10 | ||||||||||
| 酵素の活性調節@ | 酵素の活性調節がどのように行われているか説明する。 | |||||||||
| 第11 | ||||||||||
| 酵素の活性調節A | 酵素の活性調節がどのように行われているか説明する。 | |||||||||
| 第12 | ||||||||||
| 酵素の改変とリボザイム | プロテインエンジニアリングの概略とRNA酵素について説明する。 | |||||||||
| 第13 | ||||||||||
| 酵素の利用 | 酵素の利用について紹介する。 | |||||||||
| 第14 | ||||||||||
| まとめ | 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
| 第15 | ||||||||||
| 関連科目 | 生物化学、生物反応工学 | |||||||||
| 教 科 書 | ||||||||||
| 参 考 書 | 「ヴォート 基礎生化学」 東京化学同人,「酵素 科学と工業」 講談社 | |||||||||
| 授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
| 副担当教員 | ||||||||||
| 備 考 | ||||||||||