| 科目コード | 科 目 名 | 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | |||||||||||||
| 2007 | 世界史 World History | 2CB | 2・90分 | 履修 | 通年・講義 | - | |||||||||||||
| 教 員 名 | 野村 和代:NOMURA Kazuyo | ||||||||||||||||||
| 授業概要 | 人間性豊かな技術者となる為に、我々は各国の歴史・異なる文化に触れることにより、世界を構成する多様な価値観や考え方を理解する必要がある。特にグローバル化が進む現代に生きる皆は自分や自国の視点からだけでなく、他者や他国の立場にも理解が及ぶ幅広い視野で物事を判断していかなければならない。全ての国には「今」を形成するそれぞれに積み重ねられてきた歴史や文化・思想様式があるが、授業時間は限られており、その全てを学ぶことはできない。故に日本とはこれまでも、そしてこれからも大きく関わっていくであろう隣国・中国の歴史をメインに学び、また時代によって各国や各地がどのように繋がってきたのかを理解していく。 | ||||||||||||||||||
| 到 達 目 標 | 評 価 方 法 | ||||||||||||||||||
| (1)中国史における政治的な流れとそれに伴う外交や経済活動とその中から生まれた文化、またそこに生きる人々の考え方が理解できること。 (2)各時代における国や地域の繋がりを理解し、更にその関係が時代によってどう変化していくのかを理解すること。 (3)オリエントの興亡史やローマ帝国の変遷史も理解すること。 | @前期定期考査(中間+期末):40% A後期定期考査(中間+期末):40% B宿題:20% | ||||||||||||||||||
| 学習・教育目標 | (F) | JABEE基準1(1) | |||||||||||||||||
| 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | ||||||||||||
| はじめに | ・シラバスの説明と中国文明の始まりから黄河文明について説明する。 | ヨーロッパ世界とキリスト教(1) | ・都市国家ローマとその対外的発展について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第1 | 第16 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(1) | ・殷王朝と西周王朝について説明する。 | ヨーロッパ世界とキリスト教(2) | ・引き続きローマの対外的発展と社会の変化について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第2 | 第17 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(2) | ・周王室の東遷と春秋時代について説明する。 | ヨーロッパ世界とキリスト教(3) | ・ローマの混乱と三頭政治について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第3 | 第18 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(3) | ・戦国時代と諸子百家について説明する。 | ヨーロッパ世界とキリスト教(4) | ・元首政ローマについて説明する。 | ||||||||||||||||
| 第4 | 第19 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(4) | ・引き続き諸子百家について説明する。 | ヨーロッパ世界とキリスト教(5) | ・キリスト教の成立について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第5 | 第20 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(5) | ・秦の統一と崩壊について説明する。 | ヨーロッパ世界とキリスト教(6) | ・キリスト教の発展とローマ帝国の関係について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第6 | 第21 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(6) | ・前漢の成立と政策について説明する。 | ヨーロッパ世界とキリスト教(7) | ・専制君主政ローマについて説明し、ローマ史をまとめる。 | ||||||||||||||||
| 第7 | 第22 | ||||||||||||||||||
| 中間まとめ | ・中間まとめとして試験を実施する。 | 中間まとめ | ・中間まとめとして試験を実施する。 | ||||||||||||||||
| 第8 | 第23 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(7) | ・漢の武帝の治世について説明する。 | 東アジア世界と中国文化(11) | ・魏晋南北朝時代を概観し、各時代の社会について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第9 | 第24 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(8) | ・漢の武帝の政策と武帝以降の前漢、新の建国について説明する。 | 東アジア世界と中国文化(12) | ・魏晋南北朝時代の文化、特に仏教について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第10 | 第25 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(9) | ・後漢の再興とその後の後漢王朝について説明する。 | 東アジア世界と中国文化(13) | ・魏晋南北朝時代の周辺諸国との関係、隋の統一について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第11 | 第26 | ||||||||||||||||||
| 東アジア世界と中国文化(10) | ・三国時代への流れと漢代の外交・文化について説明する。 | 東アジア世界と中国文化(14) | ・隋の崩壊と唐の成立について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第12 | 第27 | ||||||||||||||||||
| 諸地域世界と文明(1) | ・メソポタミア文明とエジプト文明について説明する。 | 東アジア世界と中国文化(15) | ・唐の統治システムと発展について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第13 | 第28 | ||||||||||||||||||
| 諸地域世界と文明(2) | ・オリエント諸民族の活動とユダヤ教の成立について説明する。 | 東アジア世界と中国文化(16) | ・唐の動揺と滅亡について説明する。 | ||||||||||||||||
| 第14 | 第29 | ||||||||||||||||||
| まとめ | ・全体の学習事項のまとめを実施する。 | まとめ | ・全体の学習事項のまとめと授業評価アンケートを実施する。 | ||||||||||||||||
| 第15 | 第30 | ||||||||||||||||||
| 関連科目 | 現代社会 | ||||||||||||||||||
| 教 科 書 | 『世界史A 改訂版』(実教出版) | ||||||||||||||||||
| 参 考 書 | 『プロムナード世界史』(浜島書店) | ||||||||||||||||||
| 授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | ||||||||||||||||||
| 副担当教員 | 岩元 修一:IWAMOTO Shuichi | ||||||||||||||||||
| 備 考 | 教科書・プロムナード共に毎回必ず持参すること(不携帯は減点の対象となります)。 | ||||||||||||||||||