科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
2010 現代社会 :Present-Day Society 1MCB 2・90 履修 講義・通年 -
教 員 名 高橋正和:TAKAHASHI Masakazu
授業概要 TVや新聞などで、さまざまなニュースが日々伝えられるが、その背景を理解するにはその地域や国の文化、地理、歴史、自然を知ることが不可欠である。この講義ではまず、現代社会の特質、青年期の心理学、家族、結婚、性といった身近で切実な問題を考察する。さらに、日本や世界の諸地域の風土と文化を調べ、民族、宗教などの観点も加え、多面的にとらえていく。また、地球環境問題、資源・エネルギーあるいは人口問題といった、現代文明が直面する課題を取りあげる。
到 達 目 標 評 価 方 法
(1)古代や中世と異なる近−現代の本質特徴を理解できる。                (2)心理学の基礎的事項、また家族・結婚の持つ意義をとらえることができる。(3)世界の諸地域に展開する文化や歴史の特徴を把握する。             (4)現代文明の直面する諸問題を理解できる。                                                                        (5)人文−社会科学一般の基本的な考えやセンスを身につけることができる。        (6)社会人として必要な基本的知識や素養を学ぶ。              定期考査70%、レポート30%として、総合評価する。
学習・教育目標 (F) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
   はじめに 「現代社会」という科目について、 導入解説する。   高専制度の特徴と、 全国高専の所在地等を地図で調べる。              世界の風土と文化(1)  東アジア・東南アジアの風土と文化
第1 第16
   
   現代社会の特質  大衆社会と人間について説明する。    世界の風土と文化(2)  西アジアと北アフリカの風土と文化
第2 第17
   
   現代社会の特質  高度情報化社会について解説する。    世界の風土と文化(3)       西ヨーロッパの風土と文化
第3 第18
   
   現代社会の特質  国際化社会について説明する。    世界の風土と文化(4)  東ヨーロッパ・旧ソ連の風土と文化
第4 第19
   
   現代に生きる青年  青年期と自我の発達の問題を通して、心理学の基礎的事項を考察する。    世界の風土と文化(5)  アングロアメリカの風土と文化
第5 第20
   
   中間まとめ  ここまでの基本事項の確認のための試験を行う。    世界の風土と文化(6) ラテンアメリカの風土と文化 
第6 第21
   
   現代に生きる青年  アイデンティティと自立    世界の風土と文化(7)  オセアニアの風土と文化
第7 第22
   
   現代に生きる青年  フロイトとユングの心理学について    中間まとめ  ここまでの基本事項の確認のための試験を行う。
第8 第23
   
   私たちの生活と宗教  東アジア━仏教と儒教    環境と私たちの未来  温暖化・オゾン層・酸性雨
第9 第24
   
   私たちの生活と宗教  西アジア━イスラム教    環境と私たちの未来  砂漠化・熱帯林の荒廃・野生種の減少
第10 第25
   
   私たちの生活と宗教  ヨーロッパ━キリスト教    環境と私たちの未来 環境問題への国際的取り組みと生態系
第11 第26
   
   豊かな生活と福祉  人口問題と少子化    資源・エネルギー問題と私たちの生き方  資源・エネルギー問題
第12 第27
   
   豊かな生活と福祉  都市化の問題    科学技術の発達と生命  科学技術の発達
第13 第28
   
   豊かな生活と福祉  高齢化社会と福祉の問題    科学技術の発達と生命  脳死と臓器移植について
第14 第29
   
   まとめ  前期のまとめと復習    日本の姿  日本の歴史・文化の特徴と世界の中の日本
第15 第30
   
関連科目  
教 科 書 「現代社会」(佐々木毅他、東京書籍)
参 考 書 「標準高等地図−初訂版」(帝国書院編集部編、帝国書院)
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考