科目コード 科      目      名  
2170 電気回路V: Electric Circuit Theory V  
教 員 名   碇 智徳 : IKARI Tomonori  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
4E 1 ・ 100分 必修 講義 ・ 前期
授業概要 伝送線路やフィルタの表現に用いられる4端子(2端子対)回路と高周波線路
の特性を回路的に表現した分布定数回路について学び、基礎的な理論と
計算方法の修得を目的としている。
 
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
1)Z行列、Y行列、F行列の4端子回路の回路計算ができる。
2)直並列、縦続接続の意味を説明できる。各種4端子回路間の変換が出来ること。
3)分布定数回路の特徴を説明でき、基本式を導出できること。
@中間試験(40%)、A期末試験(40%)、Bレポート(20%)を総合して評価する。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (C) JABEE基準1(1) (d)-(1)-@
授      業      計      画 項    目 内      容  
  4端子回路の
概要
4端子回路の概要について説明する。
第1
 
  4端子回路の
行列表示
Z行列、Y行列、G行列、H行列、F行列について
説明する。
第2
 
  4端子回路の
計算
行列パラメータの導出と回路計算方法について
説明する。
第3
 
  4端子回路の
接続
直列接続、並列接続、縦続接続、直並列接続、
平直列接続について説明する。
第4
 
  相互変換 Z行列、Y行列、F行列パラメータの相互変換に
ついて説明する。
第5
 
  影像インピー
ダンス
影像インピーダンス、影像伝送量について
説明する。
第6
 
  演習 演習を行う。
第7
 
  中間試験 中間試験を行う。
第8
 
  伝送量 4端子回路を挟んで負荷へ電力を伝送する場合の
伝送特性を計算する。
第9
 
  減衰量・位相量 影像減衰量・影像位相量を計算する。
第10
 
  分布定数回路 回路の方程式から電流及び電圧の式を導く。
金属の自由電子モデルについて説明する。
第11
 
  無限長線路 無限長線路の式を示し、その性質及び線路上の
電圧・電流について説明する。
第12
 
  一般の有限長
線路
電圧電流の式、入力インピーダンスの計算、
分布定数回路における反射係数及び透過係数
について説明する。
第13
 
  演習 演習を行う。
第14
 
  まとめ 学習事項全体のまとめを行う。
また、授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 電気回路T、電気回路U  
教 科 書 分かる解き方電気回路(春山定雄著・ダイゴ)  
参 考 書    
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考