| 科目コード | 科 目 名 | |||||||||
| 2184 | 制御工学:Control Engineering | |||||||||
| 教 員 名 | 和田憲造・WADA Kenzou | |||||||||
| 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
| 5C | 1・100分 | 選択 | 講義・前期 | ○ | ||||||
| 授業概要 | 古典制御理論に基づく制御系の設計を行うために必要な基本的な知識について説明する。 | |||||||||
| 到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
| (1)制御の仕組みを理解できること (2)ラプラス変換や伝達関数が理解できること。 (3)周波数伝達関数の考え方が理解できること。 (4)制御系の安定性や設計法が理解できること。 |
評価方法は、@中間試験、A期末試験、B小テスト、Cレポートおよび授業内発表 を評価する。評価配分は、@30%、A30%、B20%、C20%とする。 | |||||||||
| 学習・教育目標 | (C)@ | JABEE基準1(1) | (d)-(1)-@ | |||||||
| 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
| 序論 | 制御工学の歴史、制御系の考え方並びに制御系の基本構成について説明する。 | |||||||||
| 第1 | ||||||||||
| ラプラス変換@ | ラプラス変換の定義及び基本的性質について説明する。 | |||||||||
| 第2 | ||||||||||
| ラプラス変換A | ラプラス逆変換について説明する。 | |||||||||
| 第3 | ||||||||||
| 伝達関数@ | 伝達関数によるシステムの表現について説明する。 | |||||||||
| 第4 | ||||||||||
| 伝達関数A | ブロック線図について説明する。 | |||||||||
| 第5 | ||||||||||
| 過渡応答 | 代表的な過渡応答であるインパルス応答とステップ応答について説明する。 | |||||||||
| 第6 | ||||||||||
| 中間まとめ | 中間まとめとして試験を実施する | |||||||||
| 第7 | ||||||||||
| 周波数応答@ | 周波数伝達関数の定義を行いベクトル軌跡について説明する。 | |||||||||
| 第8 | ||||||||||
| 周波数応答A | ボード線図について説明する。 | |||||||||
| 第9 | ||||||||||
| 安定性@ | フィードバックの意義及び制御系の安定性について説明する。 | |||||||||
| 第10 | ||||||||||
| 安定性A | 安定判別法(ラウス、ナイキストの安定判別法)について説明する。 | |||||||||
| 第11 | ||||||||||
| 制御性能@ | 制御系の制御性能について説明する。 | |||||||||
| 第12 | ||||||||||
| 制御性能A | 制御系の定常特性について説明する。 | |||||||||
| 第13 | ||||||||||
| 制御系設計 | 制御系の設計法について説明する。 | |||||||||
| 第14 | ||||||||||
| まとめ | 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
| 第15 | ||||||||||
| 関連科目 | 応用数学 | |||||||||
| 教 科 書 | 制御工学の基礎(田中 正吾編著・森北出版) | |||||||||
| 参 考 書 | 基礎制御工学(小林伸明・共立出版) | |||||||||
| 授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
| 副担当教員 | 竹内正美 | |||||||||
| 備 考 | 質問:kwada@yamaguchi-u.ac.jpまで。 | |||||||||