科目コード 科      目      名  
2201 電気機器応用:Application of Electrical Machinery  
教 員 名 西田 克美:NISHIDA Katsumi  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5E 1・100分 選択  講義・後期
授業概要 電力用半導体素子のスイッチングを基礎としたパワーエレクトロニクス技術の概要を説明する。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)電力変換の各方式について説明ができる。 
(2)電力変換装置の構成要素の機能が理解できる。
@演習(30%)、A中間試験(35%)、B期末試験(35%)で評価する。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (E)@ JABEE基準1(1) (d)-(1)-C
授      業      計      画 項    目 内      容  
  電力変換の基本原理 パワーエレクトロニクスの定義。順変換と逆変換について解説する。
第1
 
  パワー半導体デバイスの種類 IGBT, MOS-FETの特長
第2
 
  簡単な電力変換 代表的な電力変換回路を概観する。
第3
 
  歪み波の取り扱い 平均値,実効値,基本波成分,高調波成分の算出法
第4
 
  スイッチングによる電力変換 効率が良いのは何故か。理想的なスイッチの条件は何か。スイッチング損の算出方法
第5
 
  デバイスを守る工夫 スナバー回路の目的
第6
 
  インバータの基本原理 単相電圧形インバータの基本原理を説明する。
第7
 
  インバータの出力電圧制御法 PWMの方法,三角波比較方式について説明する。 
第8
 
  中間まとめ  
第9
 
  ソフトスイッチング スイッチング損失の低減方法について解説をする。
第10
 
  空間ベクトルPWM 三角波比較方式より高調波発生の少ない三相用のPWN方式を解説する。
第11
 
  降圧チョッパー 降圧チョッパー回路の動作原理を解説する。
第12
 
  昇圧チョッパー 昇圧チョッパー回路と昇降圧チョッパー回路の動作原理を解説する。
第13
 
  演習 中間以降の範囲で演習を行う。
第14
 
  まとめ 学習事項全体のまとめを行う。また授業アンケートを行う。
第15
 
関連科目 電気機器I,電気機器II  
教 科 書 パワーエレクトロニクス(堀 孝正博著・オーム社)  
参 考 書 パワーエレクトロニクス(江間 敏, 高橋 勲著・コロナ社)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考