| 科目コード | 科 目 名 | |||||||||
| 2481 | 簿記概論T : Book Keeping T | |||||||||
| 教 員 名 | 松野成悟 : MATSUNO Seigo | |||||||||
| 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
| 1B | 1・90分 | 履修 | 講義・後期 | ― | ||||||
| 授業概要 | 簿記は,企業における諸活動の一定期間の経営成績や一定時点の財政状態についての情報をさまざまなステークホルダーに対して提供するものであり,社会全体にとっても重要な役割を果たしている。また,簿記が提供する情報は経営活動の過去の実績把握にとどまらず,経営分析や将来予測などの意思決定にも貢献している。本授業では,日商簿記検定3級合格を目標にしながら,商業簿記の基礎を学習する。 | |||||||||
| 到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
| (1)複式簿記の基本的なしくみが理解できる。 (2)勘定と取引の8要素について説明できる。 (3)各種取引の概要を理解し,実際に仕訳および記帳することができる。 |
評価方法および配分は,@定期試験(80%),Aレポート(20%)とする。 | |||||||||
| 学習・教育目標 | (C) | JABEE基準1(1) | ― | |||||||
| 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
| ガイダンス | 本授業の概要を説明し,複式簿記の役割やしくみについて概説する。 | |||||||||
| 第1 | ||||||||||
| 貸借対照表(B/S) | 資産・負債・純資産と貸借対照表について説明する。 | |||||||||
| 第2 | ||||||||||
| 損益計算書(P/L) | 費用・収益と損益計算書について説明する。 | |||||||||
| 第3 | ||||||||||
| 取引と仕訳 | 簿記上の取引と仕訳について説明する。 | |||||||||
| 第4 | ||||||||||
| 勘定と取引の8要素@ | 仕訳と転記について,勘定記入のルールも含めて説明する。 | |||||||||
| 第5 | ||||||||||
| 勘定と取引の8要素A | 仕訳と転記について,勘定記入のルールも含めて説明する。 | |||||||||
| 第6 | ||||||||||
| 現金と預金@ | 簿記上の現金および現金過不足の処理について説明する。 | |||||||||
| 第7 | ||||||||||
| 現金と預金A | 当座預金と当座借越について,一勘定制と二勘定制の相違も含めて説明する。 | |||||||||
| 第8 | ||||||||||
| 現金と預金B | 小口現金および定額資金前渡制度(インプレストシステム)について説明する。 | |||||||||
| 第9 | ||||||||||
| 商品売買@ | 商品売買取引に関する分記法と三分法について説明する。また,返品と値引,諸掛についても説明する。 | |||||||||
| 第10 | ||||||||||
| 商品売買A | 売上原価および売上総利益の算定方法について説明する。 | |||||||||
| 第11 | ||||||||||
| 売掛金と買掛金@ | 売掛金と買掛金の処理について説明する。 | |||||||||
| 第12 | ||||||||||
| 売掛金と買掛金A | 統制勘定と人名勘定について説明する。 | |||||||||
| 第13 | ||||||||||
| 貸倒引出金 | 貸倒引出金の役割と設定方法について説明する。 | |||||||||
| 第14 | ||||||||||
| まとめ | 本授業内容のまとめを行う。また,授業評価アンケートを実施し,理解度や目標到達度を確認する。 | |||||||||
| 第15 | ||||||||||
| 関連科目 | ||||||||||
| 教 科 書 | 新簿記 新訂版(新井益太郎・稲垣冨士男,実教出版) | |||||||||
| 参 考 書 | 明解商業簿記(染谷恭次郎,中央経済社) | |||||||||
| 授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
| 副担当教員 | ||||||||||
| 備 考 | 配布プリントによる説明を適宜加える。 | |||||||||