科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3019 英文法 I: English Grammar I 1MS 2・90分 履修 演習・通年
教 員 名 中村 嘉雄: NAKAMURA Yoshio
授業概要 英文法は「読む」「書く」「聞く」「話す」という英語コミュニケーション能力の基礎となるものである。それは基礎であるが故に、曖昧な理解、単なる暗記ではまったく役に立たない。より深く、より実践的に英文法を使いこなすためには、英文法における品詞や句、節などの「正確な定義」を習得し、英語文章と日本語文章の構造の違いを正確、的確に分析・理解できる能力をまず身につけなければならない。そうすることで初めて、英語という日本語とは全く違った言語を身につけ、駆使する基礎を学んだことになるのである。前期では、英文法は一種の科学でもあり、科学的な認識には正確な定義が必要であることから、品詞、節や句といった文法理解に最低限必要な言葉の定義と意味を学び、英文構造の基礎である文型を通じて、日本語との違いを理解する。後期では、前期の知識を活用し、時制という日本語とは大きく違った英語圏の「時間」についての考え方を学び、日本語との違いをさらに分析してゆく。
到 達 目 標 評 価 方 法
(1) 品詞や語・句・節といった、英文法理解に必須の言葉の意味を理解できる。
(2) 英語文と日本語文の語順の違いを理解できる。
(3) 英検準2級レベルの語彙、とくにイディオムを理解し、用いることができる。
(4) 重要文法項目を、単なる暗記ではなく、なぜそうなるのかを理解し、平易な英語表現が出来るようになる。
前期は@中間試験(30%)、A期末試験(30%)、B小テスト(20%)、C口頭試問(20%)、後期は@課題テスト(20%)、A中間試験(20%)、B期末試験(20%)、C小テスト(20%)、D口頭試問(20%)によって評価する
学習・教育目標 (G) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  導入 評価の仕方;なぜ英文法が必要なの?   動詞と文型 前期の復習;SVOO, SVOC
第1 第16
   
  英語の文;品詞 英語の文;品詞について   動詞と文型 SVO+to/for; There + be動詞
第2 第17
   
  品詞 名詞について;冠詞について   動詞と時制 「時」をどのように表すか;現在形
第3 第18
   
  品詞 形容詞について;副詞について   動詞と時制 現在進行形(1)
第4 第19
   
  品詞 前置詞について;品詞のまとめ   動詞と時制 現在進行形(2)
第5 第20
   
  文の要素 句と節;主部と述部   動詞と時制 過去形と過去進行形
第6 第21
   
  文の要素 目的語;補語;修飾語   動詞と時制 未来を表す表現(1)
第7 第22
   
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する   中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する
第8 第23
   
  動詞と文型 動詞の使い方と文型   動詞と時制 未来を表す表現(2)
第9 第24
   
  動詞と文型 動詞の使い方(1)   完了形 現在完了形(1)
第10 第25
   
  動詞と文型 動詞の使い方(2)   完了形 現在完了形(2)
第11 第26
   
  動詞と文型 文型:SV   完了形 現在完了形(3)
第12 第27
   
  動詞と文型 文型:SVC   完了形 過去完了形(1)
第13 第28
   
  動詞と文型 文型: SVO   完了形 過去完了形(2)、未来完了形(1)
第14 第29
   
  動詞と文型 文型:SV, SVC, SVOのまとめと発展   完了形 未来完了形(2)
第15 第30
   
関連科目  
教 科 書 『総合英語 Forest/Framework English Grammar in 23 Lessons 6th ed.』 (桐原書店)
参 考 書 『総合英語フォレスト:Forest 6th edition』(石黒昭博 監修・桐原書店)
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考 英和辞典を必ず持参のこと。発音練習、音読励行。