科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3061  設計製図・CAD W:Design and Drawing・CAD W 4M 3・135分 必修 講義,演習・通年 -
教 員 名 前期 城戸 秀樹:KIDO Hideki 、 後期 藤田 活秀 :FUJITA Katsuhide
授業概要 前期:機械工学の重要な役割の一つとして「ものを作る」ということが挙げられる。その総合的な応用として機械の設計および製図を行う。本講義では、エンジンを自ら設計し、製作するための製図を行う。
後期:手巻きウインチの設計を通じて、機械設計の手法を習得する。各人に設計条件の異なる仕様を与え、設計計算、計画図の作成および製図を行う。
到 達 目 標 評 価 方 法
前期:(1)設計条件や主旨を理解して設計書を作成できる。 (2)設計書から図面を作成できる。
後期:(1)機械設計の流れを理解できる。(2)力学や設計法との関連が理解できる。
前期:@計算書(35%)、A部品図(10%)、B組立図(5%)により評価する。
後期:@計算書(25%)、A図面(25%)により評価する。
学習・教育目標 (C)@ JABEE基準1(1) (d)-(1)-@
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  概要、機関主要目の決定 エンジンの設計製図の概要を説明し、機関主要目を決定させる。   手巻きウインチの概要 手巻きウインチの機構を説明する。
第1 第16
   
  ピストンの設計 ピストンの各寸法の決定方法について説明し、設計させる。進行度のチェックを行う。   ワイヤロープ・巻胴の設計 ワイヤロープの種類およびロープ径の決定
巻胴の外径・肉厚の決定
第2 第17
   
  ピストンピンの設計 ピストンピンの各寸法の決定方法について説明し、設計させる。   歯車の設計 歯車の説明
モジュールの決定
各歯車の寸法を決定
第3 第18
   
  クランクシャフトの設計 クランクシャフトの各寸法の決定方法について説明し、設計させる。進行度のチェックを行う。   計画図の作成 グラフ用紙に軸の計算が出来る程度の計画図をかく。
第4 第19
   
  ピストン、ピストンピンの重量計算 ピストン、ピストンピン、ピストンリングの重量を計算させる。   軸の設計 中間軸・巻胴軸の設計
軸受の計算
第5 第20
   
  コンロッドの設計@ コンロッドの小端部、ロッド部の各寸法の決定方法について説明し、設計させる。進行度のチェックを行う。   ハンドル・ねじブレーキの設計 つめ車とつめ軸の設計
第6 第21
   
  コンロッドの設計A コンロッドの重量(見積もり)を計算させる。   計画図の作成 詳しい計画図をかく。
第7 第22
   
  コンロッドの設計B コンロッドの大端部の各寸法の決定方法について説明し、設計させる。   部品図の製図 歯車の製図
第8 第23
   
  コンロッドの設計C コンロッドの大端部の各寸法の決定方法について説明し、設計させる。計算書のチェックを行う。   部品図の製図 歯車の製図
第9 第24
   
  部品図の製図@ コンロッドの製図を行う。   部品図の製図 歯車の製図
第10 第25
   
  部品図の製図A コンロッドキャップの製図を行う。   部品図の製図 軸の製図
第11 第26
   
  部品図の製図B ボルトの製図を行う。部品図のチェックを行う。   部品図の製図 軸の製図
第12 第27
   
  組立図の製図@ 組立図の製図を行う。   部品図の製図 巻胴の製図
第13 第28
   
  組立図の製図A 組立図の製図を行う。組立図のチェックを行う。   部品図の製図 巻胴の製図
第14 第29
   
  まとめ  前期の学習事項のまとめを行う。   まとめ 全体の学習事項のまとめ。
授業評価アンケートを行う。
第15 第30
   
関連科目  力学、設計法、設計製図・CAD T、U、V
教 科 書  機械製図   林 洋次監修    実教出版
参 考 書  JIS規格
授業評価・理解度  最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考