科目コード 科      目      名
3070 材料力学V : Strength of MaterialsV
教 員 名 谷本 昇 : TANIMOTO Noboru
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5M 1・100分 選択 講義・前期
授業概要 機械や構造物の部材の設計の基礎となる弾性力学の素養を修得する。
このとき、多軸応力状態の概念を重要視する。
到 達 目 標 評 価 方 法 配分
9つの応力成分を立体図に書くことができる。フックの法則の一般式(コーシーの式)が理解できる。平面問題の簡単な例が理解できる。円孔をもつ薄板の応力集中率を計算することができること。 評価は、@中間試験、A期末試験、Bレポートで行う。 配分は
@40%、
A40%、B20%
とする。
学習・教育目標  (E) JABEE基準1(1)  (d)-(1)-C
授      業      計      画 項    目 .
  応 力 1次元棒の応力、平板の応力、立体の応力(9つの応力成分)、応力の表記法、任意方向の面に生じる応力を説明する。
第1
 
  1次元棒の応力、平板の応力、立体の応力(9つの応力成分)、応力の表記法、任意方向の面に生じる応力を説明する。
第2
 
  1次元棒の応力、平板の応力、立体の応力(9つの応力成分)、応力の表記法、任意方向の面に生じる応力を説明する。
第3
 
  ひずみ 9つのひずみ成分およびひずみと変位の関係式を説明する。
第4
 
  9つのひずみ成分およびひずみと変位の関係式を説明する。
第5
 
  フックの法則 全成分を考慮したフックの法則の導出および成分表示とテンソル表示を説明する。一般式から1軸応力状態の式の導出を説明する。
第6
 
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。
第7
 
  平衡方程式 立体に対する力のつり合いおよび主応力と主せん断応力を説明する。
第8
 
  平面応力 平面応力状態およびこのときの各関係式を説明する。
第9
 
  平面ひずみ 平面ひずみ状態およびこのときの各関係式を説明する。
第10
 
  応力関数 平面問題における簡単な関数形の例を説明する。
第11
 
  平面問題 円孔をもつ無限板の応力の式、極座標表示および応力集中係数を説明する。
第12
 
  円孔をもつ無限板の応力の式、極座標表示および応力集中係数を説明する。
第13
 
  円孔をもつ無限板の応力の式、極座標表示および応力集中係数を説明する。
第14
 
  まとめ  学習事項全体のまとめを行う。また授業アンケートを行う。
第15
 
関連科目  材料力学T・U、設計製図・CAD
教 科 書  応用弾性学(大久保肇、朝倉書店)
参 考 書 弾性力学の基礎(井上達雄、日刊工業新聞社)
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員 渡邉 大
備  考