科目コード 科      目      名  
3188   電気回路UC:Electrical Circuits UC  
教 員 名 春山 和男:HARUYAMA Kazuo  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3E 1・90分 必修 講義・前期
授業概要   非正弦波交流をひずみ波と称する。前半においては、これらひずみ波に含まれる多数の正弦波交流を理解し、ひずみ波による電力などを学習する。
 電気回路において、例えば電流が今まで流れていなかった回路に、急に起電力を加えた場合とか、今まで加えていた起電力を急に取り去るような場合には、既に学習してきた定常状態とは異なった特別の現象を呈する。後半においては、これらの現象(過渡現象)について学習する。
 
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
 (1)ひずみ波に含まれる多数の正弦波交流を理解し、ひずみ波による電力などを理解できる。
(2)電気回路において生じる定常状態とは異なった特別の現象(過渡現象)について理解できる。 
@中間試験(40%)、A期末試験(40%)、およびB演習・レポート(20%)によって評価する  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (C) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容  
  導入
ひずみ波交流
 導入
フーリエ級数概説
第1
 
  フーリエ係数の求め方(1) an の求め方
b0 の求め方
bn の求め方
第2
 
  フーリエ係数の求め方(2)  矩形波のフーリエ級数
   解法1、解法2、解法3(+−法)
第3
 
  フーリエ係数の求め方(3)  パルス波のフーリエ級数
   解法1、解法2、解法3(+−法)
第4
 
  フーリエ係数の求め方(4) 据歯状波のフーリエ級数
   解法1、解法2、解法3(+−法)
第5
 
  フーリエ係数の求め方(5) 三角波のフーリエ級数
   解法1、解法2、解法3(+−法)
第6
 
  フーリエ係数の求め方(6) 半波・全波整流波のフーリエ級数
   解法1、解法2、解法3(+−法)
第7
 
  中間まとめ 中間まとめとして試験を実施する。
第8
 
  ひずみ波の実効値
ひずみ波電圧・電流による電力
ひずみ波の実効値
ひずみ波の瞬時電力
ひずみ波の有効電力
第9
 
  ひずみ波の皮相電力と力率 ひずみ波の皮相電力と力率
第10
 
  過渡現象  過渡現象とは
第11
 
  RとLの直列回路A  RとLの直列回路1.e=0、2.e=E
第12
 
  RとLの直列回路B
RとCの直列回路A
RとLの直列回路3.e=Em sinwt
RとCの直列回路1.e=0、2.e=E
第13
 
  RとCの直列回路B RとCの直列回路3.e=Em sinwt
第14
 
   まとめ 学習事項全体のまとめを行う。また授業アンケートを行う。
第15
 
関連科目  電気回路T、電気回路V  
教 科 書  わかる解き方電気回路、春山定雄、ダイゴ社  
参 考 書 各種電気回路関連書  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考