科目コード 科      目      名  
3207 電気材料T: Electrical Materials T  
教 員 名   碇 智徳 : IKARI Tomonori  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5E 1 ・ 100分 必修 講義 ・ 前期
授業概要 エレクトロニクスの発展に伴い、電気・電子材料が開発・改良されてきた。
電気・電子材料の性質を理解するために必要な量子力学の基礎概念を
修得することを目的としている。
 
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
1)ボーアの原子模型について基礎的事項を
  理解する。
2)シュレーディンガー波動方程式を理解する。
3)結晶構造およびバンド理論を理解する。
4)導電・抵抗材料の特性および用途を理解
  する。
@中間試験(40%)、A期末試験(40%)、Bレポート(20%)を総合して評価する。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (C)@ JABEE基準1(1) (d)-(1)-B
授      業      計      画 項    目 内      容  
  電気材料Tの
位置づけ
電気材料Tの位置づけについて説明する。
第1
 
  量子力学の
おこり
ボーアの原子模型について説明する。
第2
 
  物質の粒子性と波動性@ ド・ブロイ波について説明する。
第3
 
  物質の粒子性と波動性A 不確定性原理について説明する。
第4
 
  物質の粒子性と波動性B シュレーディンガー波動方程式について説明する。
第5
 
  原子の結合 化学結合について説明する。
第6
 
  結晶の構造@ 空間格子について説明する。
第7
 
  中間試験 中間試験を行う。
第8
 
  結晶の構造A 結晶中の面と方向について説明する。
第9
 
  バンド理論@ 統計の種類とその分布関数について説明する。
第10
 
  バンド理論A
金属の自由電子モデルについて説明する。
第11
 
  バンド理論B クローニッヒ・ペニーのモデルについて説明する。
第12
 
  導電・抵抗材料@ 金属導電材料・超導電材料について説明する。
第13
 
  導電・抵抗材料A 抵抗材料について説明する。
第14
 
  まとめ 学習事項全体のまとめを行う。
また、授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 化学A・物理B・電子工学T  
教 科 書 電気・電子材料(日野太郎 他著・森北出版)  
参 考 書 改訂電気材料(鈴木正義 他著・コロナ社)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考