科目コード 科      目      名  
8329  計算機応用計測 : Computer Applied Measurement  
教 員 名  橋本 基 : HASHIMOTO Hajime  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態
2P   2・100分 選択 講義・後期
授業概要 計算機利用の1つとして計測への応用がある。ここでは画像処理による計測法について学ぶ。主に動画像を扱い、サイズ計測、速度計測、奥行き計測などについて、原理・理論を学ぶ。さらにシミュレーションや具体的な応用例を通して、実データに適用するための問題点や対応方法も学ぶ。一部の内容については、学生が調べて発表する。最後に学んだことおよび新たな応用について考え、レポートとしてまとめる。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)ここで紹介されている画像計測手法について理解し、その手法について説明できること。
(2)実データ解析で発生する問題点やその対応方法について考え、説明できること。
@発表(30%)、Aレポート(70%)によって評価する。   
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (E)A JABEE基準1(1)  (d)-(2)-a)
授      業      計      画 項    目 内      容  
  授業の目的・意義 計算機応用計測の目的・意義、および学習内容の概要について説明する。
第1
 
  速度・粒径計測  空間フィルタを用いた速度計測法
第2
 
  光散乱理論を用いた粒径計測法
第3
 
  シミュレーション解析例
第4
 
  オプティカルフローの検出 オプティカルフロー検出法
第5
 
  グラディエント法の改良と一般化
第6
 
  動画像からのオプティカルフロー検出例
第7
 
  時空間相関法 時空間相関法(アプローチT)
第8
 
  時空間相関法(アプローチU)
第9
 
  計算機シミュレーション
第10
 
  応用例(化学反応波、カルマン渦流)
第11
 
  3次元奥行き計測 立体視法による奥行き検出法
第12
 
  運動視による奥行き検出法
第13
 
  レポート作成  学んだことの概要、興味を持ったこと、応用として考えられること、調べたこと等について報告書を作成する。 
第14
 
  まとめ 学習事項全体のまとめを行う。また授業アンケートを行う。 
第15
 
関連科目 画像解析学    
教 科 書 パソコンによる動画像処理(三池秀敏他著、森北出版)   
参 考 書 応用画像解析(辻内順平、共立出版)   
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考 最近の研究結果なども含めて講義します。