科目コード 科      目      名  
8520 複雑系理論入門 : Complex Systems Theory  
教 員 名 田辺 誠 : TANABE Makoto  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態
1K 2・100分 選択 講義・後期
授業概要 工学系の研究・開発で用いられるシミュレーション技法について学ぶため、本年度は格子上の粒子のシミュレーションを取り上げ、その代表的な題材について講義し、プログラミング演習を行う。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
・粒子の運動モデルに関する理論的基礎を理解する。
・理論的基礎をアルゴリズムとして実現できるようになる。
@中間試験20%
A期末試験40%
Bレポート40%
 
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (E)@ JABEE基準1(1) ( c )
授      業      計      画 項    目 内      容  
  概要 授業の概要を説明し、計算機の環境設定を行う。
第1
 
  1次元セルラー
オートマトン
1次元セルラーオートマトンについて説明する。
第2
 
  1次元セルラーオートマトンのシミュレーションプログラムを作成し、フラクタル次元との関連に触れる。
第3
 
  2次元セルラーオートマトン 2次元セルラーオートマトンについて説明し、代表的な例であるライフゲームを紹介する。
第4
 
  ライフゲームのシミュレーション・プログラムを
作成する。
第5
 
 
第6
 
  中間まとめ 中間まとめを行い、試験を実施する。
第7
 
  パーコレーションの基礎 パーコレーションの基礎について説明する。
第8
 
  クラスタリング パーコレーションによって作成されるクラスタについて説明する。
第9
 
  ラベリング
アルゴリズム
クラスタの分類を行うアルゴリズムである、
ラベリングアルゴリズムを紹介し、プログラムを
作成する。
第10
 
  パーコレーションのシミュレーション パーコレーションのシミュレーション・プログラムを作成する。 
第11
 
 
第12
 
  パーコレーションの応用 パーコレーションの応用として、口コミの伝播モデルであるソーシャルパーコレーションについて紹介する。
第13
 
  ソーシャルパーコレーションのシミュレーション・アルゴリズムを作成する。
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 数理情報工学  
教 科 書 プリントを配布する。  
参 考 書 計算物理学入門(ハーベイ他、(ピアソン・エデュケーション))  
授業評価・理解度 最終回に授業アンケートを行う.  
副担当教員    
備  考 プログラミング(多次元配列・多重ループ)を随時行う。