科目コード 記号 科      目      名  
8521 AS23  実験計画法: Design of Experiments  
教 員 名  岸川 善紀 : KISHIKAWA Yoshinori  
学年 単位・時間 必修・選択 授業形態
2K 2・100分 選択 講義・前期
授業概要 いろいろな現象を実験や調査で解明しようとするとき,実験計画法は
データを効率的に集める手段と客観的な結論を導くのに有用な手段である.
本講義では,実験計画法の考え方を理解し,基本的概念の習得を目指す.
 
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)離散分布,連続分布の定義とその平均と分散の性質を説明できること.
(2)検定の考え方を理解し,母平均や母分散について検定ができること.
(3) 一元配置,二元配置や直交配列の考え方を理解し,その例を挙げることができること.
評価方法は、@期末試験、Aレポートと小テストで評価する。評価配分は、@60%、A40%とする。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (E)@ JABEE基準1(1) (d)-(2)
後          期  
授      業      計      画 項    目 内      容  
  ガイダンス 本講義の概要
第1
 
  実験計画法とは 品質改善と実験計画法との関係について説明する
第2
 
  統計データ解析の基礎(1) 母集団と分布、分布の中心、ばらつき度合いの表し方
第3
 
  統計データ解析の基礎(2) 統計量の期待値、平均の推定
第4
 
  実験データ解析の考え方 要因の効果の検定
第5
 
  一元配置実験 一元配置実験の解析
第6
 
  二元配置実験(1) 繰り返しのない場合の二元配置実験
第7
 
  中間まとめ ここまでのまとめと今後の展開
第8
 
  二元配置実験(2) 繰り返しのある場合の二元配置実験
第9
 
  多元配置実験の解析 多元配置実験とは、三元配置実験の解析
第10
 
  直交表による実験計画(1) 2水準の場合の実験計画
第11
 
  直交表による実験計画(2) 3水準の場合の実験計画
第12
 
  特殊な特性に関する解析法 特性のばらつき低減、欠点数低減、不良率低減
第13
 
  特定条件における推定 特定条件における平均の推定と二つの平均の差の推定
第14
 
  まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 数理情報工学,複雑系理論入門  
教 科 書 すぐに役立つ実験の計画と解析基礎編(谷津進,日本規格協会)  
参 考 書    
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
備  考