文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」平成17年度選定取組
地域と連携した「ものづくり」教育 平成18年度成果報告会

 宇部工業高等専門学校は、文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」平成17年選定取組である“地域と連携した「ものづくり」教育”の成果報告会を平成19年3月12日に宇部市内のホテルで開催した。本報告会は2年間の集大成として開催されたもので、地域の教育関係者、企業関係者、市民、高専・大学関係者、本校学生・教員など、約100名が参加した。
 本校の幡中憲治校長の挨拶の後、「地域教育」、「インターシップ」、「地域と連携した卒業研究・特別研究」、「取組の総合評価」の4つセッションに分けて、小中学校教員、企業担当者、本校学生・教員による成果発表およびセッションごとにパネルディスカッションを実施し、各取組の評価および本事業の総合評価を行った。また、宇部市立神原中学校・坪郷好夫校長による特別講演「中学校と高専・大学との連携」が行われた。引き続き行われた交流会では、貴重な情報交換の場として和やかな雰囲気の一時を過ごした。
 報告会の各セッションの発表および討論から、本プログラムを通して、課題解決力、チーム力、人格形成、職業生活移行への準備など、学生に対する総合的な教育効果が認められた。さらに、地域の学外関係者から、この事業を継続して欲しいとの声が多数寄せられた。本校では、本事業の終了後も、地域の小中学校、行政および産業界と連携して、本校学生および地域児童生徒に対する「ものづくり」教育を推進していくこととしている。
セッションU−インターンシップ−
成果発表の様子
セッションW−取組の総合評価−
討論の様子

成果報告プログラム

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