what is kosen-sports
KOSEN-スポーツとは
道具再定義
高専の教育過程で学生たちが習得した専門的な技術を応用し、テクノロジーを付加した新しいスポーツ道具と、それを用いたルールを開発し、見たこともないスポーツを創るプロジェクトです。
スポーツを創る過程で、道具やサービス、ゲームのプロトタイピングを行い、実際にプレイする老若男女がスポーツを楽しむことを想定しながら、工学技術の応用可能性を探求していきます。
educational vision
高専の今とこれから
専門技術者の育成
道具の再定義
次世代の技術者には、専門技術者を育成する現在の高専教育はもちろんのこと、時代や環境の変化に対応するための柔軟性や創造力,応用力が必要とされます。物事を多角的かつ総合的に捉え、さまざまな課題に取り組むための分野横断的なアプローチや、従来の概念を打ち破るような発想力を、高専が持つ独自の教育環境で養うことで、専門知識を効果的に発揮する提案や、幅広い視野を持って他者と協働する能力を身に付ける教育プロセスをKOSENスポーツとして宇部高専から宇部市、山口県そして全国へ発信していきたいと思っています。
sports meet technology
スポーツ×テクノロジーの魅力
データ解析・戦略
コミュニティ形成
(AR/VR)
コミュニティ形成
統計データの解析を活かした戦略構築、身体能力向上のための運動量管理、拡張現実(AR)技術を使用したバーチャル空間での体験など、既存スポーツの効率化や演出にテクノロジーが役立つ例には枚挙にいとまがありません。
しかし、情報通信技術(ICT)などのテクノロジーを使用したスポーツそのものの開発は、まだはじまったばかりです。
KOSENスポーツは、2015年からメディア・テクノロジーの応用可能性を、スポーツ開発へと発展させているYCAMスポーツリサーチプロジェクトの協力のもと、新たなスポーツ開発に取り組みます。
future expansion
今後の展開
機械、電気、制御情報、物質などの工学領域、そして経営情報で学ぶ宇部高専生が、それぞれの得意分野を活かしてアイデアを出し合い、身体を動かしながらスポーツの開発に挑んでいきます。近い将来には、地域の人たちや、他の地域の高専も巻き込み、交流戦やコンペが開かれ、ゆくゆくはロボコンと並ぶ全国規模での高専の取り組みとして、KOSENスポーツが紹介されることでしょう。
our collaborators
コラボレーターの紹介
山口情報芸術センター、通称「YCAM」は、メディア・テクノロジーを応用した新しい表現の探求を軸に活動しており、メディアアートやパフォーミングアーツの作品制作から発表、それらを世界中へ巡回させ、これまでに国内外から高い評価を得てきました。その活動はアートの領域にとどまらず、作品制作の過程に生まれた技術を他分野へ応用するなど、地域コミュニティに役立てるものとして積極的に汎用性をひろげています。2015年に開始した「YCAM Sports Research Project」は、メディア・テクノロジーが持つ「改変可能性」に着目し、それらを用いた「新しいスポーツ」のつくり方/楽しみ方を通じて、新たなコミュニティの創出を目指すYCAMの研究開発プロジェクトであり、高専スポーツとの連携・サポートを進めていきます。