科目コード | 科 目 名 | 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | |||||||||||||
2023 | 基礎数学U: Fundamental Mathematics II | 1MEC | 2・90分 | 履修 | 講義・通年 | − | |||||||||||||
教 員 名 | 三浦 敬 : MIURA Kei | ||||||||||||||||||
授業概要 | 本講義では、三角比と三角関数を扱う。三角関数は今後学ぶ数学に必要であることのみならず、自然科学、工業関係の論理記述に欠くことのできない重要な関数である。まず、鋭角と鈍角に対する三角比を定義しこれを三角形に応用する。次に関数の概念を説明し、グラフの形から得られる関数の情報を理解し、応用する方法を説明する。特に、2次関数とそのグラフ、グラフと2次方程式・不等式の解との関連などを学ぶ。 講義後半では、一般角と弧度法を導入して三角関数を定義し、この関数のグラフ、三角方程式・不等式の解法、いろいろな性質、加法定 |
||||||||||||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | ||||||||||||||||||
(1)三角比の定義が理解でき、三角形に応用できる。 (2)2次関数についていろいろな立場からその意味を理解できる。 (例えば、グラフと2次方程式・不等式との関連、グラフと接線) (3)三角関数の基本的なグラフが描け、三角方程式・不等式が解ける。 (4)加法定理及び加法定理より導き出される種々の公式が理解でき、逆にこれらの公式を自ら導き出すことができる。さらに、これらの公式を使うことができる。 |
定期試験、小テスト、レポートで評価する。 評価配分は@定期試験60%A小テスト、レポート40%とする。 |
||||||||||||||||||
学習・教育目標 | (E) | JABEE基準1(1) | |||||||||||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | ||||||||||||
鋭角の三角比 | ガイダンス。シラバスの説明。鋭角の三角比の定義を説明する。 | 三角関数(1) | 一般角とは何か。三角関数の定義を説明する。 | ||||||||||||||||
第1 | 第16 | ||||||||||||||||||
鈍角の三角比 | 鈍角の三角比の定義を説明する。 | 三角関数(2) | 弧度法、扇形の弧の長さと面積について説明する。 | ||||||||||||||||
第2 | 第17 | ||||||||||||||||||
三角比の相互関係 | 三角比の相互関係などの公式を説明する。 | 三角関数の性質(1) | 三角関数の相互関係を説明する。 | ||||||||||||||||
第3 | 第18 | ||||||||||||||||||
三角形への応用(1) | 三角形への応用。特に正弦定理を説明する。 | 三角関数の性質(2) | 三角関数の周期などを説明する。 | ||||||||||||||||
第4 | 第19 | ||||||||||||||||||
三角形への応用(2) | 三角形への応用。特に余弦定理を説明する。 | 三角関数のグラフ(1) | 三角関数のグラフを説明する。 | ||||||||||||||||
第5 | 第20 | ||||||||||||||||||
三角形への応用(3) | 三角比を用いた、三角形の面積の求め方を説明する。 | 三角関数のグラフ(2) | 三角関数のグラフを描く。 | ||||||||||||||||
第6 | 第21 | ||||||||||||||||||
中間まとめ | 中間まとめとして試験を実施する。 | 三角方程式・不等式(1) | 三角方程式・不等式の解法を説明する。 | ||||||||||||||||
第7 | 第22 | ||||||||||||||||||
関数とグラフ | 関数及びそのグラフについての一般的な説明。1次関数、2次関数のグラフを説明する。 | 中間まとめ | 中間まとめとして試験を実施する。 | ||||||||||||||||
第8 | 第23 | ||||||||||||||||||
関数とグラフ 2次関数(1) |
2次関数のグラフを説明する。 | 三角方程式・不等式(2) | 三角方程式・不等式の解法を説明する。 | ||||||||||||||||
第9 | 第24 | ||||||||||||||||||
関数とグラフ 2次関数(2) |
2次関数のグラフの練習問題。2次関数の最大・最小を説明する。 | まとめ | 三角関数のまとめとして、問題演習を行う。 | ||||||||||||||||
第10 | 第25 | ||||||||||||||||||
関数とグラフ 2次関数(3) |
2次関数と2次方程式の関係を説明する。 | 加法定理 | 加法定理を説明する。 | ||||||||||||||||
第11 | 第26 | ||||||||||||||||||
関数とグラフ 2次関数(4) |
2次関数と2次不等式の関係を説明する。 | 加法定理の応用(1) | 加法定理の応用、特に倍角・半角の公式を説明する。 | ||||||||||||||||
第12 | 第27 | ||||||||||||||||||
関数とグラフ べき関数 |
べき関数。偶関数・奇関数、グラフの平行移動を説明する。 | 加法定理の応用(2) | 加法定理の応用、特に積を和・差に直す公式、和・差を積に直す公式を説明する。 | ||||||||||||||||
第13 | 第28 | ||||||||||||||||||
関数とグラフ 一般の関数 |
関数のグラフから得られる情報に関して説明する。 | 三角関数の合成 | 加法定理を用いた三角関数の合成を説明する。 | ||||||||||||||||
第14 | 第29 | ||||||||||||||||||
まとめ | 2次関数のまとめとして問題演習を行う。 | まとめ | 全体の学習事項のまとめを行い、授業評価アンケートを実施する。 | ||||||||||||||||
第15 | 第30 | ||||||||||||||||||
関連科目 | 基礎数学IA、基礎数学IB | ||||||||||||||||||
教 科 書 | 新訂 基礎数学(大日本図書) | ||||||||||||||||||
参 考 書 | 新訂 基礎数学問題集(大日本図書)、高専の数学1(森北出版)、チャート式基礎と演習数学I+A、II+B(数研出版) | ||||||||||||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | ||||||||||||||||||
副担当教員 | |||||||||||||||||||
備 考 |