科目コード | 科 目 名 | |||||||||
2226 | 制御工学T : Control Engineering T | |||||||||
教 員 名 | 日高 良和 :HITAKA Yoshikazu | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
4E | 1・100分 | 必修 | 講義・後期 | ○ | ||||||
授業概要 | 制御とは,装置などの動作を利用者の目的にかなったものとするために,操作を行い調整するものである。 本講義は,制御工学を学ぶ上で必要となるラプラス変換とシステムの表現方法,及び過渡応答について理解する。 |
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到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1)制御工学で利用するラプラス変換を使うこと ができる。 (2)ラプラス変換したシステムの表現である伝達 関数を求めることができる。 (3)過渡応答について説明することができる。 |
評価方法は, @中間試験,A期末試験 とする。 評価配分は, @40%,A60%とする。 |
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学習・教育目標 | (C)@ | JABEE基準1(1) | (d)−(1)−@ | |||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
授業の進め方 制御工学の概要 |
授業のスケジュールと評価方法について,また制御工学で使われる制御基本要素やデルタ関数・ステップ関数など基本的な事項について説明する。 | |||||||||
第1 | ||||||||||
ラプラス変換の定義と定理 | ラプラス変換の定義と定理を説明し,デルタ関数やステップ関数などの簡単な関数の変換を練習する。 | |||||||||
第2 | ||||||||||
ラプラス変換の いろいろな例 |
いろいろな関数や微分方程式のラプラス変換を練習する。 | |||||||||
第3 | ||||||||||
逆ラプラス変換の定義と求め方 | 逆ラプラス変換の定義とその求め方について説明する。 | |||||||||
第4 | ||||||||||
逆ラプラス変換のいろいろな例 | いろいろな関数や微分方程式の逆ラプラス変換を練習する。 | |||||||||
第5 | ||||||||||
ラプラス変換・ 逆ラプラス変換の例 |
ラプラス変換と逆ラプラス変換について例を示し説明する。 | |||||||||
第6 | ||||||||||
中間まとめ | 中間まとめとして試験を実施する。 | |||||||||
第7 | ||||||||||
試験の説明と 伝達関数 |
中間まとめ試験の説明と制御系の表現に伝達関数が使われることを説明する。 | |||||||||
第8 | ||||||||||
ブロック線図 | ブロック線図とその等価変換について説明する。 | |||||||||
第9 | ||||||||||
伝達関数の 求め方 |
DCモータについて伝達関数の求め方について説明する。 | |||||||||
第10 | ||||||||||
過渡応答 | システムの入力に急激な変化をするインパルス関数やステップ関数でなる信号を加えたときの応答を調べる方法を説明する。 | |||||||||
第11 | ||||||||||
基本伝達関数のインパルス応答 | 比例・微分・積分要素,および一次・二次系が伝達関数となっているシステムの入力にインパルス関数を加えたときの出力応答について説明する。 | |||||||||
第12 | ||||||||||
基本伝達関数のステップ応答 | 比例・微分・積分要素,および一次・二次系が伝達関数となっているシステムの入力にステップ関数を加えたときの応答について説明する。 | |||||||||
第13 | ||||||||||
伝達関数と 過渡応答の例 |
伝達関数と過渡応答について例を示し,説明する。 | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | 全体の学習事項のまとめを行う。 また,授業評価アンケートを行う。 |
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第15 | ||||||||||
関連科目 | 解析,微分方程式,電気機器 | |||||||||
教 科 書 | 制御工学の基礎(田中正吾 他著,森北出版) | |||||||||
参 考 書 | 制御工学(下西二郎,奥平鎮正 共著,コロナ社) | |||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
副担当教員 | ||||||||||
備 考 | 講義中の演習,レポートなどは成績評価には含まない。 |