科目コード 科      目      名  
2229 生産システム工学:Production Systems Engineering  
教 員 名 福居 正信: Fukui Masanobu  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5E  1 ・ 100分 選択 講義・前期
授業概要 (1)物つくりの人間社会における歴史、位置づけ、現状について              (2)生産の仕組み、体系、システムにおけるコンピューター支援技術について         (3)生産とOR、新QC、TQC、ISO、TPM etcについて                                   (4)生産の計画と管理(市場、設計、工程、、検査、品質、在庫etc)について         (5)新素材、新技法の開発の動向と現状について  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
(1)人間社会に於ける「物つくり」の大切さ、位置 づ   けや、その生産の仕組みを理解できる。
(2)生産システムを構築するにあたって OR手法、QC手法etcを理解できる。
(3)生産システムとコンピューターの関係の現状を理解し、最適システムを考察する事ができる。
中間テスト    40%                期末テスト    40%                 レポート(1回) 20%   
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (C)@ JABEE基準1(1) d−(1)−@
授      業      計      画 項    目 内      容  
  生産技術の歴史 生産設備形態の変遷と現状
生産システム技術の変遷と現状
第1
 
  生産を取り巻く現状 生産(物つくり)の社会的責任 (CSR)
生産の為の組織や仕組み(COO、COE, CFO)
第2
 
  生産を取り巻く現状 材料、エネルギー、環境、ライフサイクル
企業の「C・Q・D」、「3M」、「5M」etcについて
第3
 
  生産システムと企業の要件 生産システムにおける人間の役割
生産に必要な情報の流れの把握と管理
コンピューター支援による生産の現状
第4
 
  生産システムと企業の要件 需要予測と市場調査(最小2乗法、移動平均法、指数平滑法etc)
第5
 
  生産システムと企業の要件 最適化問題(生産システムの最適解を求める意思決定の過程について)ナップサック、ゲーム、巡回S・の各理論及びラプラス基準、フルビッツ基準etc
第6
 
  生産システムと企業の要件 最適化問題(線形計画、非線形計画、動的計画法  カオス、フラクタル現象、物理的解析etc 演習を含む)
第7
 
  中間テスト 中間の纏めとして筆記形式テストを実施する
第8
 
  生産システムと企業の要件 生産計画と生産管理(設計、工程、材料、検査、)
第9
 
  生産システムと企業の要件 生産計画と生産管理(品質、在庫、設備、保全)
第10
 
  生産システムと企業の要件 QC手法、TQC、(PERT、CPM)、新QC手法
(分布、統計の解析etc)、MOT
第11
 
  生産システムと企業の要件 ISO9000、 ISO14000、IE(ムダ、ムリ、ムラ) 
企業の安全、生産と環境、労務、財務管理、知的財産管理
第12
 
  生産システムと企業の要件 コンピューター支援による総合的生産システムの説明 (コンカレントエンジニアリング、CALSシステム、 CMS、IMS、MAP/TOP etc)                              
第13
 
  生産システムと企業の要件 グループテクノロジー(GT)
最近の機能性材料、新素材開発の動向と現状
第14
 
  期末のまとめ 企業別生産システムの動向と現状・生産性と財務           企業人としての心構えetc                               授業アンケートを実施する
第15
 
関連科目 機械工学概論、制御工学U、V、電気計測、材料、数値計算法  
教 科 書 生産工学入門 岩田一明監修  森北出版(株)  
参 考 書 講義に必要な資料を最初に配布する。  
授業評価・理解度 レポートと最終回に授業評価アンケートを実施する  
副担当教員 西田克美    
備  考 生産システム関連用語・規格は都度補足説明する。