科目コード | 科 目 名 | 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | |||||||||||||
2329 | マイコン応用学 : Application of Microcomputer System | 4S | 2・100分 | 必修 | 講義・通年 | ○ | |||||||||||||
教 員 名 | 落合 積 : OCHIAI Tsumoru | ||||||||||||||||||
授業概要 | デジタル回路と数値表現,特に16進数と2進数の復習を行うと共に,マイクロコンピュータのアーキテクチャおよび機械やセンサとのインターフェイス技術を理解する.さらに,LED,スイッチ,ステッピングモータやDCモータなどのメカトロニクス機器の基礎的なプログラミング演習をC言語により行い,計測・制御分野で最低限必要となるコンピュータ応用技術を習得する. | ||||||||||||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | ||||||||||||||||||
1) 2進数,10進数と16進数の関係とデジタル回路基礎について理解できる. 2) コンピュータと外部機器とのインターフェイス回路およびセンサ,アクチュエータの接続技術を理解できる. 3) プログラミングによる入出力技術を理解できる. |
@前期中間試験(20%),A前期末試験(20%),B前期課題(10%)C後期中間試験(20%),D学年末末試験(15%),E後期課題(15%)により評価する. | ||||||||||||||||||
学習・教育目標 | (C) @ | JABEE基準1(1) | (d)−(1)−@ | ||||||||||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | ||||||||||||
メカトロニクス概要 | メカトロニクスの位置付けと概要,本科目の位置付けについて説明する | アクチュエータ概要とDCモータ | アクチュエータの概要およびDCモータについて説明する | ||||||||||||||||
第1 | 第16 | ||||||||||||||||||
デジタル回路における数の表現 | 2進数,10進数,16進数などの数値表現について説明する | フォトセンサ | フォトカプラとフォトインターラプタについて説明する | ||||||||||||||||
第2 | 第17 | ||||||||||||||||||
デジタル回路の基礎 | 論理レベルと電圧,基本ゲート回路,MIL記号について説明する | DCモータプログラミング演習(基礎) | DCモータ駆動の基礎的なプログラミング演習を行う | ||||||||||||||||
第3 | 第18 | ||||||||||||||||||
デジタルICの基礎 | デジタルICの種類(TTL,C−MOS)について説明する | DCモータプログラミング演習(応用) | DCモータとスイッチ,LEDを含めた応用的なプログラミング演習を行う | ||||||||||||||||
第4 | 第19 | ||||||||||||||||||
デジタル回路のインターフェイス | TTLとC−MOSのインターフェイス,ゲートICの特殊機能について説明する | ステッピングモータ | ステッピングモータとその駆動方式について説明する | ||||||||||||||||
第5 | 第20 | ||||||||||||||||||
コンピュータと機械のインターフェイス | コンピュータと機械のインターフェイスについて説明する | ステッピングプログラミング演習(基礎) | ステッピングモータ駆動の基礎的なプログラミング演習を行う | ||||||||||||||||
第6 | 第21 | ||||||||||||||||||
中間まとめ | これまでの学習のまとめとして試験を行う | ステッピングプログラミング演習(応用) | ステッピングモータとスイッチ,LEDを含めた応用的なプログラミング演習を行う | ||||||||||||||||
第7 | 第22 | ||||||||||||||||||
中間まとめ確認と前期後半概要 | 中間まとめの確認および前期後半の概要について説明する | 中間まとめ | これまでの学習のまとめを行う | ||||||||||||||||
第8 | 第23 | ||||||||||||||||||
インターフェイス回路 | アドレスデコーダなどのインターフェイス回路について説明する | 中間まとめ確認とアナログ入出力概要 | 中間まとめの確認およびアナログ入出力の概要について説明する | ||||||||||||||||
第9 | 第24 | ||||||||||||||||||
パラレル入出力 | パラレル入出力インターフェイスについて説明する | DA変換とAD変換,OPアンプ | DA変換とAD変換,OPアンプについて説明する | ||||||||||||||||
第10 | 第25 | ||||||||||||||||||
インターフェイス・入出力演習 | アドレスデコーダと入出力についての演習を行う | 赤外リモコン | 赤外リモコンおよび応用システムについて説明する | ||||||||||||||||
第11 | 第26 | ||||||||||||||||||
C言語の基礎 | 入出力命令とC言語基礎について説明する | 総合演習(1) | スイッチ,LED,モータ,赤外リモコンによる総合的なプログラミング演習を行う(第1回) | ||||||||||||||||
第12 | 第27 | ||||||||||||||||||
デジタル入出力 | デジタル入出力の基礎(スイッチとLED)について説明する | 総合演習(2) | スイッチ,LED,モータ,赤外リモコンによる総合的なプログラミング演習を行う(第2回) | ||||||||||||||||
第13 | 第28 | ||||||||||||||||||
入出力プログラミング演習 | スイッチとLED制御のプログラミング演習を行う. | 総合演習(3) | スイッチ,LED,モータ,赤外リモコンによる総合的なプログラミング演習を行う(第3回) | ||||||||||||||||
第14 | 第29 | ||||||||||||||||||
まとめ | 全体の学習事項のまとめを行う。 | まとめ | 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。 | ||||||||||||||||
第15 | 第30 | ||||||||||||||||||
関連科目 | 情報処理T,U,V,情報数学,電子機械,電子回路,センサー工学T | ||||||||||||||||||
教 科 書 | メカトロニクスのための電子回路基礎(西堀賢司著,コロナ社) | ||||||||||||||||||
参 考 書 | ディジタルIC回路の設計(湯山俊夫著,CQ出版) | ||||||||||||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | ||||||||||||||||||
副担当教員 | |||||||||||||||||||
備 考 | プログラミング演習に関する資料は別途配布する.C言語に関する基本的な知識は復習しておくこと. |