科目コード 科　　　　　　目　　　　　　名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3003 国語Ⅲ：JapaneseⅢ 3MB 2・90分 履修 講義・通年 －
教　員　名 岩城賢太郎：IWAGI Kentarou
授業概要 随想や評論、小説などの文章を、客観的に分析し、読解する訓練を重ねる。その上で、当該の文章に対する、個々人の意見をまとめたり、鑑賞を深めてゆく。
近現代の古典の物語や戯曲等を読解・鑑賞し、日本の思想や文化に対する教養を深めてゆく。
社会における様々な言語活動に備え、実用的な文章の作成方法を学び、スピーチやプレゼンテーション、ディスカッション等のコミュニケーション活動を行う。
1年間を通して漢字テストと読書を行う。
授業では、ほぼ毎回プリントを配布するので、順番にファイル管理していく必要がある。 
到　達　目　標 評　価　方　法
（1）評論・説明的文章を正確に読み取り、筆者の意図を的確にとらえることができる。
（2）評論の文章に対し、自己の意見を論理的に組み立て、討議をすることができる。
（3）文学的文章を客観的に分析した上で、自己の鑑賞を深めることができる。
（4）聴衆を引きつける、効果的なスピーチをすることができる。
（5）漢字・故事成語・慣用句などの語彙力が拡がる。		 ①定期試験（中間・期末試験）、②漢字テスト、レポート等提出物、及び平常点（受講態度）により評価する。
各定期試験の評価は、①60％、②40％とし、前期・後期、計4回の評価の平均を学年末の成績とする。
学習・教育目標 （G） ＪＡＢＥＥ基準１（１）  
授　　　　　　業　　　　　　計　　　　　　画 回 項　　　　目 内　　　　　　容 授　　　　　　業　　　　　　計　　　　　　画 回 項　　　　目 内　　　　　　容
　 ガイダンス
随想①		 1年間の国語の授業概要・到達目標・成績評価方法等を、シラバスをもとに説明する。 　 評論③
小説③		 文章のキーワードを見つける。
キーワードに注目して、段落の中心文を探す。
段落毎に、文章を要約する。
比較・対照されている事象に注目しながら、読み解く。
文章中に例示されている事象と、自己の知識・経験とを照合する。


作中人物の心情の推移を追跡し、読み解く。
作品の内容を要約する。
作者や他の作品について知る。
第１ 第１６
　 　
　 随想② 筆者の主張を読み解く。
筆者の主張に対して、自分の意見をまとめる。
語句の意味や用法を理解する。		 　 評論④
小説④
第２ 第１７
　 　
　 随想③ 　 評論⑤
小説⑤
第３ 第１８
　 　
　 詩①
実用の文章・手紙①		 詩を分析して、情景を捉える。
詩を構成していることばに注目して、読み解く。
分析・読解の成果を踏まえて、詩を朗読する。
詩の作者や代表作について理解する。
目的に応じた手紙の書き方を説明する。
手紙を書いてみる。		 　 評論⑥
小説⑥
第４ 第１９
　 　
　 詩②
実用の文章・手紙②		 　 実用の文章・報告① 報告文の書き方を説明する。
報告文を書いてみる。
報告文をもとにプレゼンテーションをする。
第５ 第２０
　 　
　 俳句・短歌① 俳句・短歌を分析して読み解く。
俳句・短歌の詠まれた状況や時代背景を理解し、鑑賞を深める。
特定の句や歌を選んでスピーチ原稿を書き、クラスでスピーチを行う。		 　 実用の文章・報告②
第６ 第２１
　 　
　 俳句・短歌② 　 実用の文章・報告③
第７ 第２２
　 　
　 中間のまとめ 前期の中間のまとめとして、試験を実施する。 　 中間のまとめ 後期の中間のまとめとして、試験を実施する。
第８ 第２３
　 　
　 小説① 作中場所・作中時間・作中人物に注目して、文学的文章を分析しながら読み解く。
 　 実用の文章・ディベート① ディベートをするための、情報収集・情報整理の方法を学ぶ。
肯定側と否定側に分かれてディベートを行う。
第９ 第２４
　 　
　 小説② 　 実用の文章・ディベート②
第１０ 第２５
　 　
　 評論① 接続詞に注目して、文章の構造を捉える。
指示語に注目して、文章の意味を正確に捉える。
 　 評論⑦
小説⑦		 文章の論旨をまとめる。
筆者の主張に対して、自己の意見をまとめ、表明する。


作品の主題を捉える。
表現の細部に注目して、鑑賞を深める。
作中人物や主題に対して、自己の感想や意見をまとめる。
第１１ 第２６
　 　
　 評論② 　 評論⑧
小説⑧
第１２ 第２７
　 　
　 実用の文章・広告① 広告文の特色と書き方を説明する。
広告文を書いてみる。
広告文をもとにプレゼンテーションをする。		 　 評論⑨
小説⑨
第１３ 第２８
　 　
　 実用の文章・広告② 　 評論⑩
小説⑩
第１４ 第２９
　 　
　 実用の文章・広告③ 　 総括 1年間の学習事項について確認する。
授業評価アンケートを行う。
第1５ 第３０
　 　
関連科目 国語Ⅰ、国語Ⅱ
教　科　書 『現代文　新訂版』（筑摩書房）、『新編　古典』（筑摩書房）
参　考　書 『ステップアップ高校漢字問題集』（東京書籍）・『カラー版新国語便覧』（第一学習社）・各種国語辞典
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員 　
備　　考 プリントを管理するファイル・バインダー等を各自準備すること。各自、授業時に読む本を準備すること。