科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3058 設計製図・CAD T:Mechanical Drawing・CAD T 1M 2・90分 履修 講義
教 員 名 森重修一:MORISHIGW Syuichi
授業概要 機械製図の基礎を学習する。まず図面に用いる線と文字を練習し、製図用具の使いかたを習得するために基礎的な図形の描き方を練習する。第三角法を用いた投影法を学習し、投影図を作成する。等角図、キャビネット図、展開図などの図示法を学習し、簡単な課題で練習する。寸法記入(寸法公差、面の肌、はめあい、幾何公差)の図示の仕方を理解し、簡単な製作図を作成する。JIS(日本工業規格)に基づく知識・技術を習得する。
到 達 目 標 評 価 方 法
(1)製図用具を使うことができる。
(2)機械製図に用いる線と文字を書くことができる。
(3)投影法と第三角法による表し方を理解し、使用できる。
(4)投影図、断面図、図形の簡素化を図例で正確に理解できる。
(5)寸法記入を理解し、使用できる。
(6)JISに基づく知識・技術を簡単な製作図に使用できる。
(7)コンピュータ支援設計(CAD)の概要を説明できる。
@提出物、A試験により評価する。評価配分は@80%、A20%とする。
学習・教育目標 (c) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  線と文字 線の種類、文字の書き方を説明し、練習する。   @寸法の求め方 寸法記入を説明する。第7回で作成した支持台に寸法を記入する。
第1 第16
   
  製図用具と使い方 製図と規格について説明し、製図用具の使い方を練習する。   A寸法の求め方 いろいろな寸法記入について説明する。
第2 第17
   
  @基礎的な図形の描き方 直線と円弧、円弧と円弧のつなぎ方。   @面の肌、はめあい 寸法公差、はめあいについて学習する。
第3 第18
   
  A基礎的な図形の描き方 線分、角の等分、円に内接する正四角形、円周の長さ、楕円の作成。   A面の肌、はめあい 寸法公差、寸法公差記号、寸法許容差の差の見方を説明する。
第4 第19
   
  B基礎的な図形の描き方 歯車曲線、インボリュート曲線、サイクロイド曲線の作成。   B面の肌、はめあい (図例)支持台の描き方。
第5 第20
   
  @投影法 第三角法による投影図の描き方。   @寸法公差 (図例)支持台(2)の描き方。
第6 第21
   
  A投影法 投影図の作成。(図例)支持台の作成。   A寸法公差 (図例)軸受ふたの描き方。
第7 第22
   
  中間まとめ 中間試験   中間まとめ 中間試験
第8 第23
   
  @立体的な図示法 投影図の描き方。   B寸法公差 (図例)軸受の描き方。
第9 第24
   
  A立体的な図示法 キャビネット図の描き方。   C寸法公差 (図例)軸受の描き方。
第10 第25
   
  @展開図 角柱の展開図。   @幾何公差 幾何公差の示し方を説明する。
第11 第26
   
  A展開図 円柱の展開図。   A幾何公差 軸受の作成。
第12 第27
   
  @製作図 製作図のあらまし。   @コンピュータ支援設計 CADシステムの概要を説明する。
第13 第28
   
  A製作図 図形の表し方、図の配置、種々の投影図、断面図の説明。   Aコンピュータ支援設計 基本的な製図機能の操作方法を説明する。
第14 第29
   
  B製作図 特別な図示法、図形の省略。   まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。
第15 第30
   
関連科目 工作電子実習T
教 科 書 設計製図(林洋次、他11名 実教出版)
参 考 書 JISハンドブック(日本規格協会)
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う
副担当教員 徳永仁夫
備  考