科目コード | 科 目 名 | 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | |||||||||||||
3142 | 国語T(現代文・漢文) : Japanese T | 1ESC | 2・90分 | 履修 | 講義・通年 | ― | |||||||||||||
教 員 名 | 畑村学 : HATAMURA Manabu | ||||||||||||||||||
授業概要 | 1年間を定期試験を区切りとして4つに分け、前期は、(1)読解と要約(文章を読み大事な箇所やキーワードを探す、主観と客観により線を引き分ける、要約文を書く)、(2)図解(文章を構造化する簡単な図の作成、図を説明する説明文の書き方)を学習する。後期は、(3)スピーチ・作文(1〜3分間でスピーチ・プレゼンを行う。原稿の書き方、話し方、聴き方、質問の仕方を学習する)、(4)小論文(主題、段落を意識した文章の作成)を学習する。 また、1年間を通じて漢字テスト(漢字問題集)、読書(年間20冊。一行感想)を継続して |
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評 価 方 法 | |||||||||||||||||||
(1)読書の習慣が身につく。年20冊以上の本を読み、読んだ本に対してコメントが書ける。大事な箇所やキーワードに線を引き分けながら文章が読める。(読む力) (2)型を利用して小論文が書ける。長文を読んで要約、コメントができる。文章の内容を要約する簡単な図が書ける。漢字検定3級をクリアできる程度の漢字の知識が身につく。(書く力) (3)スピーチの基本を学習し、テーマや構成が明確であり、説得力のある話し方(声、態度、資料の示し方)ができる。(話す力) (4)スピーチの評価ができる。スピーチに対して具体的で本質的 |
@定期試験(中間・期末試験)、Aレポート及び提出物により評価する。各定期試験の評価は、@60%、A40%とし、4回の評価の平均を学年末の成績とする。国語T[3単位]の最終評価は、国語T(現代文・漢文)[2単位]と国語T(古文)[1単位]を2:1として総合的に評価する。 | ||||||||||||||||||
学習・教育目標 | (G) | JABEE基準1(1) | |||||||||||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | ||||||||||||
ガイダンス | 国語の授業概要・到達目標・成績評価方法等をシラバスを中心に説明し、一年間の授業内容を理解する。 | スピーチ・作文@ | 本単元では、スピーチ・プレゼンのための「発表メモ」の書き方、スピーチ・プレゼンの仕方(話し方、態度など)、聴き方、質問・コメントの仕方を学ぶ。 スピーチやプレゼンの内容は、発表メモを利用し、テーマや内容の構想を練る。 実際の授業では、少〜中人数のグループで基本的に行う。発表者は話し方や時間配分を考えて話す。また、前期に学習した図解の知識と技術を活かし、スピーチやプレゼンに効果的な資料を作成し、それを使って話をする。 聴く側は、スピーチやプレゼンを審査する。また、スピーチやプレゼンに対して質問やコ |
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第1 | 第16 | ||||||||||||||||||
読解と要約@ | 「要約」とは、複雑な事象のなかから大事な箇所を抜き出し、それを整理して提示したものである。情報化社会では、大量の情報の中から重要なものを選び、秩序立てて再構成する作業には「要約力」が必要となる。また、要約力は、対話やコミュニケーションにおいても必要である。 授業では、教科書や教科書外の文章を教材として読解力と要約力を鍛える。具体的な作業として、文章に線を引いたり、キーワードに印をつけながら読解する。線の引き方にはポイントがあるので、最初にそれを学習してから文章を読む。 線を引いた箇所を利用して「要 |
スピーチ・作文A | |||||||||||||||||
第2 | 第17 | ||||||||||||||||||
読解と要約A | スピーチ・作文B | ||||||||||||||||||
第3 | 第18 | ||||||||||||||||||
読解と要約B | スピーチ・作文C | ||||||||||||||||||
第4 | 第19 | ||||||||||||||||||
読解と要約C | スピーチ・作文D | ||||||||||||||||||
第5 | 第20 | ||||||||||||||||||
読解と要約D | スピーチ・作文E | ||||||||||||||||||
第6 | 第21 | ||||||||||||||||||
読解と要約E | スピーチ・作文F | ||||||||||||||||||
第7 | 第22 | ||||||||||||||||||
中間まとめ | 中間まとめとして試験を実施する。 | 中間まとめ | 中間まとめとして試験を実施する。 | ||||||||||||||||
第8 | 第23 | ||||||||||||||||||
図解@ | 文章を要約するための図の基本的な書き方を学習する。また、図を説明する説明文の書き方を理解する。 国語で言う図とは、文章の構造を理解して、文中の「関係」や「変化」などを、文中の語句(キーワード)や表現を利用しながら、矢印や丸を使って簡潔に表すことである。 図は最もシンプルな要約であり、骨格に当たる。複雑な物事や事柄をわかりやすい図として提示できる能力は、プレゼンテーションなどでも必要とされる。 テキストは教科書に掲載される現代文や漢文および新聞記事を用いる。 |
小論文@ | 読者を意識した作文と小論文を書く。 「作文」とは、自分の感受性をアピールするもので、具体的体験を文体を工夫して書く。1年生の作文では、身近な話題をテーマにして作文を書く。 「小論文」とは、社会問題に対して知性や論理性をアピールするものである。「英語教育の偏重」「公的な場所での禁煙」等が小論文の課題である。1年生の小論文では、学生生活における諸問題を課題として小論文を書く。 作文・小論文ともに、主題を明確にし、段落を意識した文章を書く。そのために、まずプリントを利用して、課題の検討、主題の決め方、 |
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第9 | 第24 | ||||||||||||||||||
図解A | 小論文A | ||||||||||||||||||
第10 | 第25 | ||||||||||||||||||
図解B | 小論文B | ||||||||||||||||||
第11 | 第26 | ||||||||||||||||||
図解C | 小論文C | ||||||||||||||||||
第12 | 第27 | ||||||||||||||||||
図解D | 小論文D | ||||||||||||||||||
第13 | 第28 | ||||||||||||||||||
図解E | 小論文E | ||||||||||||||||||
第14 | 第29 | ||||||||||||||||||
図解F | 前半の学習事項のまとめを行う。 | 小論文F | 全体の学習事項のまとめを行う。 授業評価アンケートを行う。 |
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第15 | 第30 | ||||||||||||||||||
関連科目 | |||||||||||||||||||
教 科 書 | 展開 国語総合・改訂版(桐原書店) | ||||||||||||||||||
参 考 書 | ステップアップ高校漢字問題集(東京書籍)・カラー版新国語便覧(第一学習社) | ||||||||||||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | ||||||||||||||||||
副担当教員 | |||||||||||||||||||
備 考 | プリントをファイルするバインダー等を各自準備。 国語T[3単位]の最終評価は、国語T(現代文・漢文、畑村担当)と国語T(古文、三浦担当)を2:1として総合的に評価する。 |