科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
3142 国語T(現代・古文):JapaneseT 1MB 2・90分 履修 講義・通年
教 員 名 岩城賢太郎:IWAGI Kentarou
授業概要 随想や評論などの説明的文章や、小説などの文学的文章を、客観的に分析し、読解する訓練を重ねる。その上で、文章に対する個々人の意見をまとめたり、鑑賞を深めてゆく。
詩歌について、修辞法などの言語事項の学習を経たのち、作品を分析・読解し、作品の書かれた時代や環境など、作品成立の背景への理解を深めてゆく。
社会生活上必要となる、実用的な文章を書く方法を学んでゆく。
1年間を通して漢字テスト・チェックテストと読書を行う。
授業では、ほぼ毎回プリントを配布するので、順番にファイル管理していく必要がある。  
到 達 目 標 評 価 方 法
(1)評論の文章を正確に読み取り、筆者の主張を的確にとらえることができる。
(2)文学的文章を客観的に分析・読解した上で、自己の鑑賞を深めることができる。
(3)実用の目的に応じた、的確な文章を書くことができる。
(4)聴衆に分かり易く、自分の考え方や意見を発表することができる。
(5)日本の歴史、文化、思想に関する理解が深まる。
(6)漢字・故事成語・慣用句などの語彙力が拡がる。
@定期試験(中間・期末試験)、A漢字テスト、レポート等の提出物、及び平常点(受講態度)により評価する。
各定期試験の評価は、@60%、A40%とし、前期・後期、計4回の評価の平均を学年末の成績とする。
国語T[3単位]の最終評価は、国語T(現代・古文)[2単位]と国語T(漢文)[1単位]を2:1として総合的に評価する。
学習・教育目標 (G) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  ガイダンス
随想@
1年間の国語の授業概要・到達目標・成績評価方法等を、シラバスをもとに説明する。   評論B
小説B
文章のキーワードを見つける。
キーワードに注目して、段落の中心文を探す。
段落毎に、文章を要約する。
比較・対照されている事象に注目しながら、読み解く。
文章中に例示されている事象と、自己の知識・経験とを照合する。


作中人物の心情の推移を追跡し、読み解く。
作品の内容を要約する。
作者や他の作品について知る。
第1 第16
   
  随想A 筆者の主張を読み解く。
語句の意味や用法を理解する。
  評論C
小説C
第2 第17
   
  随想B   評論D
小説D
第3 第18
   
  詩@
表現@
詩を分析して、情景を捉える。
詩を構成していることばに注目して、読み解く。
分析・読解の成果を踏まえて、詩を朗読する。
詩の作者や代表作について理解する。
表現とは何かを考える。
目的に応じた文章の書き方を説明する。
  評論E
小説E
第4 第19
   
  詩A
表現A
  古文C
表現G
主な助動詞・助詞の用法を知る。
和歌の修辞法について知る。

コピーを作る。
インタビューをする。
招待状・礼状を書く。
第5 第20
   
  短歌と俳句@
表現B
短歌・俳句を分析して読み解く。
短歌・俳句の詠まれた状況や時代背景を理解し、鑑賞を深める。

スピーチをする。
小説のPR文を書く。
  古文D
表現H
第6 第21
   
  短歌と俳句A
表現C
  古文E
表現I
第7 第22
   
  中間のまとめ 前期の中間のまとめとして、試験を実施する。   中間のまとめ 後期の中間のまとめとして、試験を実施する。
第8 第23
   
  評論@ 接続詞に注目して、文章の構造を捉える。
指示語に注目して、文章の意味を正確に捉える。
  古文F
表現J
古文における敬語について知る。
物語文学を読む。

考えを述べる。
プレゼンテーションをする。
ディベートをする。
第9 第24
   
  評論A   古文G
表現K
第10 第25
   
  小説@ 作中場所・作中時間・作中人物に注目して、文学的文章を分析しながら読み解く。   古文H
表現L
第11 第26
   
  小説A   評論F
小説F
文章の論旨をまとめる。
筆者の主張に対して、自己の意見をまとめ、表明する。


作品の主題を捉える。
表現の細部に注目して、鑑賞を深める。
作中人物や主題に対して、自己の感想や意見をまとめる。
第12 第27
   
  古文@
表現D
古文の特色を知り、古文を学ぶ基礎を身につける。
歴史的仮名遣い・用言の基本的な活用を知る。

文章を要約する。
作文を書く。
  評論G
小説G
第13 第28
   
  古文A
表現E
  評論H
小説H
第14 第29
   
  古文B
表現F
  総括 1年間の学習事項について確認する。
授業評価アンケートを行う。
第15 第30
   
関連科目  
教 科 書 『展開 国語総合 改訂版』(桐原書店)
参 考 書 『ステップアップ高校漢字問題集』(東京書籍)・『カラー版新国語便覧』(第一学習社)・各種国語辞典・各種古語辞典
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考 プリントを管理するファイル・バインダー等を各自準備すること。授業時に読む本を準備すること。