科目コード 科      目      名  
3186  技術経営論: Management of Technology  
教 員 名 朴唯新: Park Yousin  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5B 1・100分 選択 講義・前期
授業概要 本授業ではMOT関連の古典であるvon Hippelの『イノベーションの源泉』を紹介する。イノベーションは常にメーカーの手で行なわれるわけではない。ユーザー、関連する部品や原材料の供給業者が生み出す場合も多い。この3者の内誰がイノベーターになるかはイノベーションに対して期待する利益の大きさによって予測できる。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
1)イノベーションの源泉が誰なのかが理解できる
2)イノベーションの源泉の予測ができる
3)イノベーションの機能的源泉とその期待利益との関係が理解できる。
評価方法および配分は,@中間、期末試験(80%),Aレポート(20%)とする。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 CA JABEE基準1(1) (d)-(1)
授      業      計      画 項    目 内      容  
  授業紹介 技術経営論の概要、授業のやり方などを説明する。
第1
 
  イノベーターとしてのユーザー@ イノベーターとしての顧客の役割について注目する。
第2
 
  イノベーターとしてのユーザーA イノベーターとしての顧客の役割について注目する。
第3
 
  イノベーションの機能的源泉の多様性 ユーザーがイノベーターの例
第4
 
  イノベーションの機能的源泉の多様性 メーカーがイノベーターの例
第5
 
  イノベーションの機能的源泉の多様性 サプライヤーがイノベーターの例
第6
 
  経済現象としてイノベーションの技能的源泉 主な仮説と機能的役割の変更の可能性について検討する。
第7
 
  中間試験  
第8
 
  イノベーションの機能的源泉とその期待利益との関係の検証@ 仮説検証の事例紹介
第9
 
  イノベーションの機能的源泉とその期待利益との関係の検証A 仮説検証の事例紹介
第10
 
  ライバル企業間の協調 ライバル企業との技術情報共有
第11
 
  ライバル企業間の協調 経済学的説明
第12
 
  イノベーションの機能的源泉の変化 ユーザーが開発したイノベーションの価値
第13
 
  イノベーションの源泉の予測 リードユーザーについて説明する。
第14
 
  まとめ 本講義内容のまとめを行う。また,授業評価アンケートを実施し,理解度や目標到達度を確認する。
第15
 
関連科目 MOT入門、MOT特論  
教 科 書 プリンタを配布  
参 考 書 イノベーションの源泉(ダイヤモンド社)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考 PowerPoint を併用して講義を行う。