科目コード | 科 目 名 | |||||||||
5118 | 経営情報論T: Management Information System T | |||||||||
教 員 名 | 木村 弘 : KIMURA Hiroshi | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
3B | 1・90分 | 履修 | 講義・前期 | ― | ||||||
授業概要 | 企業における経営資源のなかでもとりわけ情報に注目する.企業の競争優位は情報的経営資源をいかに活用するかによって決まるため,適切な情報管理が求められている.そこでこの授業では,企業の経営活動において,情報がどのように位置づけられ,どのように活用されているのかについて考えていく.そして後期の後半では,これらをもとにして,情報が活用される組織についてさらに究明していく. | |||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1)企業における情報的経営資源について理解する. (2)企業が情報を活用することでいかにして競争優位を高めているのかを理解する. (3)情報の流れがスムーズな組織について考察できる. |
@定期試験80%(期末80%) Aレポート内容20% とする. |
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学習・教育目標 | (C)A | JABEE基準1(1) | ||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
ガイダンス | 経営情報論の概要を説明する. | |||||||||
第1 | ||||||||||
企業における情報 | 企業における情報の流れについて説明する. | |||||||||
第2 | ||||||||||
仕組の競争 | 商品による差別化と仕組による差別化を考える. | |||||||||
第3 | ||||||||||
情報技術の発達 | 情報技術の発展と企業間の競争についてとらえていく. | |||||||||
第4 | ||||||||||
事業システムについて | モノの流れについて考える. | |||||||||
第5 | ||||||||||
仕組の調整 | 各活動の調整の重要性についてふれる. | |||||||||
第6 | ||||||||||
覇権を握る企業 | 時代の変化とともに,覇権を握る企業が変化していることをとらえる. | |||||||||
第7 | ||||||||||
新しい事業システム | ITを活用した事業のシステムを考える. | |||||||||
第8 | ||||||||||
スピード経営 | 翌日配送に代表されるスピーディな経営活動についてふれる. | |||||||||
第9 | ||||||||||
コンビニとよろず屋の違い | コンビニのITを駆使した側面をとらえる. | |||||||||
第10 | ||||||||||
スピード経営と大企業 | 大企業のスピード低下について説明する. | |||||||||
第11 | ||||||||||
プロセスの短縮化 | 生産から小売までのスピード化についてふれる. | |||||||||
第12 | ||||||||||
組み合わせの経済 | 情報の多重利用について説明する. | |||||||||
第13 | ||||||||||
異質な情報の活用 | 仕事の幅を広げることによるメリットを考える. | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | まとめを行う. | |||||||||
第15 | ||||||||||
関連科目 | 基礎経営学,経営管理論,経営組織論 | |||||||||
教 科 書 | 加護野忠男『<競争優位>のシステム』PHP新書,1999年. | |||||||||
参 考 書 | 講義で適宜紹介していく. | |||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う. | |||||||||
副担当教員 | ||||||||||
備 考 | 日頃から経済関係のニュースや新聞に興味を持つこと. |