科目コード | 科 目 名 | |||||||||
5119 | 経営情報論U: Management Information System U | |||||||||
教 員 名 | 木村 弘 : KIMURA Hiroshi | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
3B | 1・90分 | 履修 | 講義・後期 | ― | ||||||
授業概要 | 企業における経営資源のなかでもとりわけ情報に注目する.企業の競争優位は情報的経営資源をいかに活用するかによって決まるため,適切な情報管理が求められている.そこでこの授業では,企業の経営活動において,情報がどのように位置づけられ,どのように活用されているのかについて考えていく.そして後期の後半では,これらをもとにして,情報が活用される組織についてさらに究明していく. | |||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1)企業における情報的経営資源について理解する. (2)企業が情報を活用することでいかにして競争優位を高めているのかを理解する. (3)情報の流れがスムーズな組織について考察できる. |
@定期試験80%(期末80%) Aレポート内容20% とする. |
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学習・教育目標 | (C)A | JABEE基準1(1) | ||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
集中化 | 企業がある事業に集中することについてふれる. | |||||||||
第1 | ||||||||||
アウトソーシング | 基幹事業以外を外注することの是非について考える. | |||||||||
第2 | ||||||||||
企業の伸縮性 | 外部化による企業伸縮性の効果にふれる. | |||||||||
第3 | ||||||||||
構造改革 | これまでの事業システムが通用しなくなった背景をとらえていく. | |||||||||
第4 | ||||||||||
伝統的コンセプトの陳腐化 | コンセプトの陳腐化の発生について考える. | |||||||||
第5 | ||||||||||
人間的・組織的要素の重要性 | 事業システムにおける人的要素や組織の重要性について考える. | |||||||||
第6 | ||||||||||
情報の価値 | 情報はそのものが価値ではないことを指摘する. | |||||||||
第7 | ||||||||||
価値創造のステップ | 情報から価値を生み出すステップを説明する. | |||||||||
第8 | ||||||||||
POSの功罪 | 万能と思われがちなPOSの弱点について考える. | |||||||||
第9 | ||||||||||
組織風土の重要性 | 事業システムの基盤となる組織の重要性について再考する. | |||||||||
第10 | ||||||||||
経路依存性 | 事業システムが一朝一夕に構築できないことについて説明する. | |||||||||
第11 | ||||||||||
持続的な競争優位 | 単発的な優位で終わらせない課題をどうクリアしていくのかを考える. | |||||||||
第12 | ||||||||||
顧客の声 | 顧客の声をどのように事業に反映させるべきなのかを考える. | |||||||||
第13 | ||||||||||
次世代の競争 | 今後の企業間競争について考える. | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | まとめを行う. | |||||||||
第15 | ||||||||||
関連科目 | 基礎経営学,経営管理論,経営組織論 | |||||||||
教 科 書 | 加護野忠男『<競争優位>のシステム』PHP新書,1999年. | |||||||||
参 考 書 | 講義で適宜紹介していく. | |||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う. | |||||||||
副担当教員 | ||||||||||
備 考 | 日頃から経済関係のニュースや新聞に興味を持つこと. |