科目コード | 科 目 名 | |||||||||
5140 | 生産管理論T : Production Management I | |||||||||
教 員 名 | 岸川 善紀 : KISHIKAWA Yoshinori | |||||||||
学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
5B | 2・100分 | 必修 | 講義・前期 | ○ | ||||||
授業概要 | 生産管理の代表的な技法・管理手法を学び、「生産管理」の機能・狙いを理解する。前半では顧客を満足させるQCD(品質・コスト・納期)の実現、後半では主に5M(人・設備・資材・金・生産方式)の有効活用をとりあげる。また、様々な分野の課題に応用可能な技法・管理手法の基礎知識について述べる。とくに(1) 生産活動における時間の重要性、スケジューリング手法、(2)設備投資資金の時間的価値、(3)生産現場向きの小規模分析手法、改善活動の重点化の重要性、(4)QCDを実現するために各種資源を有効活用する際の留意点、を重点 | |||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
(1)
生産管理(工程管理,原価管理など)に用いられる各技法を理解し,それらを実問題へ適用できる。 (2) 品質管理における統計的な分析手法の意味を理解できる。 (3) JITやカンバン方式の概要を説明できる。 |
中間試験35%,期末試験35%,レポート30%により評価する. | |||||||||
学習・教育目標 | (C)A | JABEE基準1(1) | (d)-(1) | |||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | |||||||
生産管理の概要 | システムの評価項目,生産形態,PDCAサイクル,QCDと5M | |||||||||
第1 | ||||||||||
工程管理(1) | 在庫問題,ABC分析,EOQ,MRP | |||||||||
第2 | ||||||||||
工程管理(2) | PERT,スケジューリング | |||||||||
第3 | ||||||||||
原価管理(1) | 原価構成・原価企画・原価統制, 損益分岐点分析,固定費・変動費 |
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第4 | ||||||||||
原価管理(2) | 金の時間的価値,損得計算, 設備投資計画 | |||||||||
第5 | ||||||||||
品質管理(1) | QC7つ道具,新QC7つ道具, SQC/TQC | |||||||||
第6 | ||||||||||
中間まとめ | ここまでのまとめとして中間試験を実施する. | |||||||||
第7 | ||||||||||
品質管理(2) | 3シグマから6シグマへ, 品質管理手法の展開 | |||||||||
第8 | ||||||||||
作業管理 | 作業管理とは, 作業方法研究, 安全管理 | |||||||||
第9 | ||||||||||
設備管理(1) | 設備保全管理 | |||||||||
第10 | ||||||||||
設備管理(2) | 段取り管理, 安全性・信頼性管理 | |||||||||
第11 | ||||||||||
資材管理(1) | 調達管理, 在庫管理 | |||||||||
第12 | ||||||||||
資材管理(2) | MRPの展開 | |||||||||
第13 | ||||||||||
生産方式 | JIT・カンバン方式 | |||||||||
第14 | ||||||||||
まとめ | 全体の学習事項のまとめを行う. また授業評価アンケートを行う. | |||||||||
第15 | ||||||||||
関連科目 | 会計学原理、原価計算論、マーケティング論、経営工学、経営管理論、経営財務論 | |||||||||
教 科 書 | 塹江清志、澤田善次郎「生産管理総論」日刊工業新聞社 | |||||||||
参 考 書 | 清水秀樹「基礎から学ぶ生産管理システム」日経BP社 | |||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
副担当教員 | ||||||||||
備 考 |