| 科目コード | 科 目 名 | |||||||||
| 5146 | 経営工学TA:Management EngineeringTA | |||||||||
| 教 員 名 | 太田 勝:OTA Masaru | |||||||||
| 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | ||||||
| 4B | 1・100分 | 必修 | 講義・前期 | ○ | ||||||
| 授業概要 | 経営工学の要をなすOR(オペレーションズ・リサーチ)は具体的な問題解決の実践的手法として発達してきた。情報を整理・加工して最小の費用で最大の効率をあげるための最善の策を、企業の意思決定の責任者に提供するための科学的手法です。解析的・計量的手法を駆使するため、数理的な知識と思考が必要である。4年では経営工学の基本的な考え方が理解できるような初歩的技法を中心に解説する。 | |||||||||
| 到 達 目 標 | 評 価 方 法 | |||||||||
| (1)線形計画法、需要予測方法や在庫管理様式等の初歩的な工学的技法が理解できる。 (2)演習問題を解くことで、より理解を深め、現実のさまざまな問題に対して適用ができる | @中間試験(35%)、A期末試験を(35%)、Aレポート(30%)で評価する | |||||||||
| 学習・教育目標 | (E) @ | JABEE基準1(1) | (d)-(1)-C | |||||||
| 経営工学の概要と手法 | 経営工学の目的と解析的・実験的・分析的な科学的手法について。 | |||||||||
| 第1 | ||||||||||
| 線形計画(図式解法) | 一次不等式の制約条件のもとで、目的関数を最大、もしくは最小にするため、図式解法により、最適解を求める。 | |||||||||
| 第2 | ||||||||||
| 線形計画(シンプレックス法) | シンプレックス法で線形計画の問題を解く。 | |||||||||
| 第3 | ||||||||||
| シンプレックス法の計算手順 | シンプレックス法の表(タブロー)を作成し、計算手順と、その意味合いについて検討する。 | |||||||||
| 第4 | ||||||||||
| 線形計画と輸送問題@ | ヒッチコック型輸送問題の初期解を北西隅ルール、ハウタッカールール、VAM法で求める。 | |||||||||
| 第5 | ||||||||||
| 線形計画と輸送問題A | 初期解をMODI法、飛び石法で漸次、改善し、最適解を求める。 | |||||||||
| 第6 | ||||||||||
| 中間まとめ | 中間まとめとして試験を実施する。 | |||||||||
| 第7 | ||||||||||
| 需要予測@ | 移動平均法と指数平滑法を用いた時系列分析。 | |||||||||
| 第8 | ||||||||||
| 需要予測A | 指数曲線、ロジステイック曲線を用いた需要予測 | |||||||||
| 第9 | ||||||||||
| 需要予測B | 相関・回帰分析による需要予測 | |||||||||
| 第10 | ||||||||||
| 需要予測C | 産業連関表の作成と表の見方 | |||||||||
| 第11 | ||||||||||
| 需要予測D | 産業連関表による需要予測 | |||||||||
| 第12 | ||||||||||
| 人口予測への応用 | Excelを利用して将来人口の予測を行う。 | |||||||||
| 第13 | ||||||||||
| 練習問題 | 復習と演習問題 | |||||||||
| 第14 | ||||||||||
| まとめ | 全体の学習事項のまとめと授業評価アンケート調査を行う。 | |||||||||
| 第15 | ||||||||||
| 関連科目 | 経営統計学T、経営統計学U | |||||||||
| 教 科 書 | OPERATIONS MANEGEMENT(BARRON’S) | |||||||||
| 参 考 書 | 経営科学の知識(守谷栄一・小宮正好共著、日本理工出版会) | |||||||||
| 授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行う。 | |||||||||
| 副担当教員 | ||||||||||
| 備 考 | ||||||||||