科目コード |
科 目 名 |
|
5148 |
経営工学UA:Management EngineeringUA |
|
教 員 名 |
太田 勝:OTA Masaru |
|
学年 |
単位・時間 |
科目区分 |
授業形態 |
学修単位 |
|
5B |
1・100分 |
必修 |
講義・ 前期 |
○ |
|
授業概要 |
経営工学は、まず解かなければならない問題が与えられる。そして、その問題が含む各種の要因のうち、かなりの部分を無視し、現実の状況からある局面を抽象する。また、問題を解くためにはフローチャートやプログラムの作成も必要になる。現実の状況を理想化した数理的モデルの中でも、比較的易しいものを4学年で取り上げてきたが、5学年では金融工学のような最近の新しい分野も含めて、さまざまな応用へと進む。 |
|
|
|
|
|
|
到 達 目 標 |
評 価 方 法 |
|
(1)線形計画法、需要予測方法や在庫管理様式等の初歩的な工学的技法が理解できる。
(2)演習問題を解くことで、より理解を深め、現実のさまざまな問題に対して適用ができる |
@中間試験(35%)、A期末試験を(35%)、Bレポート(30%)で評価する |
|
|
|
|
|
|
学習・教育目標 |
(E) @ |
JABEE基準1(1) |
(d)-(1)-C |
|
|
|
|
|
|
|
行動科学とゲームの理論 |
複数のプレーヤーがゲームを行うときのプレーヤーの行動について、数学的基礎を検討する。 |
|
第1 |
|
|
|
|
純粋戦略 |
ミニックス戦略とマクシミン戦略による均衡解の求め方。 |
|
第2 |
|
|
|
|
混合戦略 |
プレーヤーが複数の戦略をある一定の確率で採用した場合の均衡解の求め方。 |
|
第3 |
|
|
|
|
利得マトリックスの縮小 |
優位性の原理により利得マトリックスを縮小し、混合戦略の図解による解法を検討する。 |
|
第4 |
|
|
|
|
マルコフ過程と、その応用 |
推移確率行列を行列で表記し、推移行列から推移図形を作成する。 |
|
第5 |
|
|
|
|
不動点とその応用 |
ある市場における商品の銘柄の推移行列から、時間的経過に伴う市場占有率の変化を、不動ベクトルから検討する。 |
|
第6 |
|
|
|
|
中間まとめ |
中間まとめとして試験を実施する。 |
|
第7 |
|
|
|
|
順序付け問題@ |
機械2台、同一順序の場合の仕事の順序付けの問題とガントチャートの作成 |
|
第8 |
|
|
|
|
順序付け問題A |
機械3台、同一順序の場合の仕事の順序付けの問題とガントチャートの作成 |
|
第9 |
|
|
|
|
順序付け問題B |
2種類の仕事の、そのれぞれの加工順序が決まっている場合の、仕事の順序付け問題 |
|
第10 |
|
|
|
|
最短経路問題 |
標準的な解法がないため、動的計画法について説明する。 |
|
第11 |
|
|
|
|
配置計画法 |
変数の値が1または0となる郵送計画法の特殊な場合であり、ハンガリー法で解くが、その解法手順の検討。 |
|
第12 |
|
|
|
|
配置計画の最大化問題 |
最大化問題の最小化問題への変換。 |
|
第13 |
|
|
|
|
練習問題 |
復習と練習問題 |
|
第14 |
|
|
|
|
まとめ |
全体の学習事項のまとめと授業評価アンケート調査を行う。 |
|
第15 |
|
|
|
関連科目 |
経営統計学T、経営統計学U、経営工学TA, 経営工学UA |
|
教 科 書 |
OPERATIONS MANEGEMENT(BARRON’S) |
|
参 考 書 |
統計・OR入門(黒澤和人著、共立出版) |
|
授業評価・理解度 |
最終回に授業評価アンケートを行う。 |
|
副担当教員 |
|
|
備 考 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|