科目コード 科      目      名  
8541 ネットワーク組織論:Theory of Networked Organization  
教 員 名 伊藤孝夫:Takao ITO  
学年 単位・時間 科目区分 授業形態
2K 2 : 100分 選択 講義・後期
授業概要 グラフ理論の基本をはじめ、ネットワーク組織と系列との比較研究を行い、ネットワーク組織の定性分析とともに、企業組織の問題を定量化するグラフ理論とフリーマンモデルを講義する。  
 
 
 
 
 
到 達 目 標 評 価 方 法  
1.ネットワーク組織の概要を説明できる。                                 2.ネットワーク組織の計量分析をすることができる。                                3.ネットワーク組織論を応用することができる。 評価方法は、@中間試験、A期末試験、Bレポートで評価する。評価配分は、@40%、A40%、B20%とする。  
 
 
 
 
 
学習・教育目標 (C)A JABEE基準1(1) (d)-(1)
授      業      計      画 項    目 内      容  
  ネットワーク組織論とは ネットワーク組織の概要を説明する。
第1
 
  企業経営とネットワーク組織 組織研究の最新動向を説明する。
第2
 
  ネットワーク組織の計量分析 測地線、ネットワーク理論の概要を説明する。
第3
 
  セントラリティ1 フリーマンモデルの基本概念
第4
 
  セントラリティ2 フリーマンモデルの測定
第5
 
  SNW分析 フリーマンモデルの問題点と改善方法
第6
 
  セントラリティ3 固有値と情報
第7
 
  中心と密度分析 中心と周辺、直径と半径、密度の測定方法
第8
 
  バランス分析 有限バランスとβ
第9
 
  派閥の問題 派閥の定義とその計算
第10
 
  相互作用の測定 DEMATELと相互作用の測定
第11
 
  ターミナルの容量 ターミナルの容量と事例分析
第12
 
  有効規模と効率 エゴの概念と有効規模の算出
第13
 
  ネットワーク組織の事例研究 自動車産業におけるネットワーク組織の形成事例を取り上げて説明する。
第14
 
  まとめ 今までの学習事項のまとめを行い、授業アンケート調査を行う。
第15
 
関連科目 経営組織論  
教 科 書 ネットワーク組織と情報増補版(伊藤孝夫,白桃書房)  
参 考 書 Social Network Analysis (S.Wasserman & K. Faust, Cambridge)  
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。  
副担当教員    
備  考  小テスト等を行い、臨時のアンケート調査でチェックする。