科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
2007 世界史 World history 2ES 2単位・90分 履修 講義・通年
教 員 名 岩元 修一 IWAMOTO Shuichi
授業概要   世界史の系統的な学習は、これが最後となることから、できるだけ歴史全体を包括的に学べるように内容・構成を配慮した。具体的には、地球環境問題の視点を導入することで、宇宙や地球のレベルからも歴史に接近できるようにした。あわせて、人類と自然環境との関わりから産業革命以降現代までを見通しながら、「さまざまな文化や歴史に触れること」ができるように、「他者や他国の立場を視野に入れ」て幅広い見地から物事を判断できるように配慮した。具体的には、時間数の関係から近現代史を中心にしながら、東アジア、南アジア・東南アジア、西アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ大陸の各地域の歴史・文化に関する認識を深められるように工夫した。
到 達 目 標 評 価 方 法
@各地域・国の独自の文化・歴史を説明できること。A同時代の他の地域・国との間の横の関わりを説明できること。B各地域・国のありようが時代によってどのように変化するかを説明できること。 @試験60%(1回は15%、計4回)、A小テスト20%、B課題20%とする。なお、ABに関わる単なる欠席は、通常の試験と同じ扱いとなるので注意すること。
学習・教育目標 (F) JABEE基準1(1)  
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  はじめに @授業の進め方、評価方法を説明する。A歴史を学ぶということ、B環境と人類の関係について概観する。   イスラームの歴史(4) 19〜20世紀のオスマン帝国を中心に説明する。
第1 第16
   
  環境と人類(1) 地球環境の変化と人類の対応を古い時代から概観する。   イスラームの歴史(5) 20世紀後半を中心に説明する。
第2 第17
   
  環境と人類(2) 人類の対応を地球規模で現代まで概観する。   南アジアの歴史(1) バラモン教、仏教、ジャイナ教、ヒンドー教の成立を中心に社会の変化を説明する。
第3 第18
   
  朝鮮半島の歴史(1) 半島の歴史を古い時代から説明する。   南アジアの歴史(2) ムガル帝国を中心に説明する。
第4 第19
   
  朝鮮半島の歴史(2) 半島の歴史を現代まで説明する。   南アジアの歴史(3) 19世紀を中心に説明する。
第5 第20
   
  中間まとめ 中間まとめとして試験を行う。   南アジアの歴史(4) 20世紀前半を中心に説明する。
第6 第21
   
  中国の歴史(1) @中間試験の解答を行う。A中国の歴史を概観する。   南アジアの歴史(5) 20世紀後半を中心に説明する。
第7 第22
   
  中国の歴史(2) 中国の周の時代を中心に説明する。   中間まとめ 中間まとめとして試験を行う。
第8 第23
   
  中国の歴史(3) 明・清の時代を中心に説明する。   欧米の歴史(1) @中間試験の解答を行う。A18世紀の産業革命にいたるまでを中心に説明する。
第9 第24
   
  中国の歴史(4) 19世紀を中心に説明する。   欧米の歴史(2) 18〜19世紀前半をアメリカの独立、産業革命、フランス革命中心に説明する。
第10 第25
   
  中国の歴史(5) 20世紀前半を中心に説明する。   欧米の歴史(3) 19世紀後半を帝国主義を中心に説明する。
第11 第26
   
  中国の歴史(6) 20世紀後半を中心に説明する。   欧米の歴史(4) 20世紀はじめを第一次世界大戦を中心に説明する。
第12 第27
   
  イスラームの歴史(1) イスラーム教の成立を中心に説明する。   欧米の歴史(5) ドイツを軸に第二次世界大戦を説明する。
第13 第28
   
  イスラームの歴史(2) 11〜18世紀までの展開を中心に説明する。   欧米の歴史(6) 20世紀後半をこれまでの復習を中心に説明する。
第14 第29
   
  イスラームの歴史(3) @期末試験の解答を行う。A19世紀の展開をオスマン帝国を軸に説明する。   おわりに @学年末試験の解答を行う。Aアンケートを行う。
第15 第30
   
関連科目 現代社会
教 科 書 『新訂版 世界史A』(実教出版社)
参 考 書 『2010年度用 プロムナード世界史』(浜島書店)
授業評価・理解度 最後にアンケートを行う。
副担当教員  
備  考 テキスト・プロムナードの不携帯などは減点の対象になります。欠席状況は各自でも確認しておくこと。