科目コード 科      目      名 学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
2008 日本史 Japanese history 3MESCB 2単位・90分 履修 講義・通年
教 員 名 岩元 修一 IWAMOTO Shuichi
授業概要  学校で学ぶ体系的な日本史の授業は最後となることから、限られた時間の中で、出来る限り新しい時代の学習と日本史全体の通時的な把握を、周辺の国・地域との関わりの中で行えるように配慮した。あわせて技術の歴史にも目配りを忘れないように展開を工夫した。日本史の中の地域の違いや周辺諸国との関わりに留意することで、「さまざまな文化や歴史に触れ」、「他者や他国の立場を視野に入れ」て幅広い見地から物事を判断できるように授業内容を構成した。
到 達 目 標 評 価 方 法
@日本史の通時的展開を各地域、各国との関わりの中で説明できる。A日本史の共時的展開を各地域、各国とのいわば横の関わりの中で説明できる。B各地域、各国、各時代に生きた異なる人々の立場や文化・歴史を説明できる。 @試験60%(1回が15%、計4回)、A小テスト20%、B課題20%とする。なお、単なる欠席の場合、小テスト、課題の成績は、通常の試験と同じ扱いとするので注意すること。
学習・教育目標 (F)  
授      業      計      画 項    目 内      容 授      業      計      画 項    目 内      容
  はじめに @評価方法、授業の進め方を説明する。A日本の歴史を学ぶということ、B環境のあり方,について説明する。   明治時代(1) 国の仕組みなど江戸時代との変化を中心に説明する。
第1 第16
   
  旧石器時代 地球環境の問題と1万年以前の列島との関わりを中心に説明する。   明治時代(2) 同時代人の考えを中心に明治時代を説明する。
第2 第17
   
  縄文時代 地球環境の変化と縄文時代成立との関わりを中心に説明する。   明治から昭和へ(1) 戦争と領土の拡大を中心に説明する。
第3 第18
   
  縄文時代から弥生時代へ 食糧生産のあり方と環境の関わりを中心に説明する。   明治から昭和へ(2) 戦争と国民の関わりを中心に説明する。
第4 第19
   
  弥生時代 国が生まれ、戦争が本格化する背景を中心に説明する。   明治から大正へ 産業革命の進行と社会の変化を中心に説明する。
第5 第20
   
  中間まとめ 中間まとめとして試験を行う。   大正から昭和へ 経済の混乱を中心に説明する。
第6 第21
   
  古墳時代 @試験の解答を行う。A墓の種類や作り方、役割を中心に説明する。   昭和戦前期の日本(1) 1920年代の世界と日本を中心に説明する。
第7 第22
   
  奈良時代(1) 国の仕組みの変化を中心に説明する。   中間まとめ 中間まとめとして試験を行う。
第8 第23
   
  奈良時代(2) 神と仏の関係を中心に説明する。   昭和戦前期の日本(2) 日中戦争を中心に説明する。
第9 第24
   
  平安時代 神と仏の関係の変化を中心に説明する。   昭和戦前期の日本(3) 太平洋戦争を中心に説明する。
第10 第25
   
  鎌倉時代 新たな仏教の成立を中心に説明する。   占領と独立(1) 初期の占領政策を中心に説明する。
第11 第26
   
  室町時代 室町文化の成立を中心に説明する。   占領と独立(2) 占領政策の転換と独立を中心に説明する。
第12 第27
   
  戦国時代・江戸時代(1) 戦国から江戸にかけて変化した部分を中心に説明する。   戦後の日本(1) 冷戦下の日本を中心に説明する。
第13 第28
   
  江戸時代(2) 外国との関わりと国内の新たな仕組みの成立を中心に説明する。   戦後の日本(2) 冷戦後の世界と日本を中心に説明する。
第14 第29
   
  江戸時代(3) @試験の解答を行う。A外国人の見た江戸時代を中心に説明する。   おわりに 試験の解答を行い、アンケートを実施する。
第15 第30
   
関連科目 現代社会、世界史
教 科 書 『日本史B』(東京書籍)
参 考 書  
授業評価・理解度 最後にアンケート調査を行う。
副担当教員  
備  考 予習シートを事前に学習しておくこと(あわせて教科書不携帯はBの減点対象になります)。欠席は各自でも確認しておくこと。