科目コード 科      目      名
2427 化学反応工学 : Chemical Reactionl Engineering
教 員 名 福地 賢治 : FUKUCHI Kenji
学年 単位・時間 科目区分 授業形態 学修単位
5C 1・100分 必修 講義・前期
授業概要 反応工学の基礎として、反応速度論の教科書を中心にノート講義を行う。反応工学の習得には、化学反応速度が重要となり、演習問題にも十分な時間をかける。また、原子核反応と原子炉の構造や危機管理(安全対策)についても紹介する。
到 達 目 標 評 価 方 法
1)各種反応速度式が理解できること。
2)反応の解析ができること。
3)高エネルギー反応として、原子炉についての構造や安全性について理解できること。 
①中間試験、②期末試験、③小テスト、④レポートを総合的に評価する。評価配分は、①40%②40%③10%④10%とする。
学習・教育目標 (C)① JABEE基準1(1) (d)-(1)-①
授      業      計      画 項    目 内      容
  反応速度 反応の速さの定義
第1
 
  衝突理論 反応するための条件
第2
 
  活性化パラメータ 活性化エネルギーと活性化エントロピー
第3
 
  反応環境 気相反応と液相反応
第4
 
  反応速度に関する諸性質 電気的効果と電子的効果
第5
 
  速度式、反応の解析 表記法、速度式、反応次数、速度定数、半減期、素反応、逐次反応、可逆反応
第6
 
  中間試験 第1~6回の試験を行う
第7
 
  複雑な反応の速度 連鎖反応、触媒反応、酵素反応
第8
 
  高エネルギー反応 光化学反応、原子核反応、原子炉の構造
第9
 
  分子運動と衝突 気体分子運動、衝突、拡散
第10
 
  反応とエネルギー 活性化エネルギー、速度定数の解析
第11
 
  遷移状態理論 活性錯合体理論、速度定数の熱力学的意味
第12
 
  固相との相互作用 反応速度の溶媒依存性
第13
 
  固相との相互作用 固相における化学吸着と触媒反応
第14
 
   まとめ 全体の学習事項のまとめを行う。また授業評価アンケートを行う。
第15
 
関連科目 物理化学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
教 科 書 反応速度論(齋藤勝裕・三共出版) 
参 考 書 工学のための物理化学(荒井康彦ら著・朝倉書店) 
授業評価・理解度 最終回に授業評価アンケートを行う。
副担当教員  
備  考