科目コード | 科 目 名 | 学年 | 単位・時間 | 科目区分 | 授業形態 | 学修単位 | |||||||||||||
3060 | 設計製図・CADV:Mechanical Drawing・CAD V | 3M | 3・135分 | 履修 | 講義・実習・通年 | ー | |||||||||||||
教 員 名 | 前期(川口 一:KAWAGUCHI Hajime)、後期(藤田 和孝:FUJITA Kazutaka) | ||||||||||||||||||
授業概要 | 前期:簡単な機械要素のスケッチを行い、スケッチ図を元に製作図を作成する。この過程をを通して、機械製図規格に従ったフリーハンドによるスケッチ力を身に付けると共に、主投影図、補助投影図の選択力を養い、機能および加工を考えた基準の設定と、その基準を基にした寸法記入法を習得する。 後期:自動車用ねじ式携行ジャッキの設計製図を行う。強度評価と材料選択を通じて形状を決定する基礎的設計を行い、これに基づく組立図と製作図の作成を行う。 | ||||||||||||||||||
到 達 目 標 | 評 価 方 法 | ||||||||||||||||||
前期:(1)主・補助投影図の役割を理解し、機械要素の簡単な実物モデルの主・補助投影図の選択ができる。(2)基準を基にした基本的な寸法記入法を理解し、使用できる。(3)フリーハンドで描いたスケッチ図を元に製作図が作成できる。 後期:簡単な機械について、(4)強度評価と材料選択を通じた基礎的設計 を行い,設計書が作成できる。(5)設計書を元に製作図が作成できる。 |
前期評価:スケッチ図2点と製作図2点を各25%ずつ評価し、前期評価の合計を100%とする。 後期評価:A提出物(設計書50%、組立図および部品図50%(合計100%)で評価。学年末評価は前期末評価と後期末評価の平均とする。 | ||||||||||||||||||
学習・教育目標 | (C) | JABEE基準1(1) | |||||||||||||||||
授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | 授 業 計 画 | 回 | 項 目 | 内 容 | ||||||||||||
概説 | スケッチの意義と方法(講義)。 | 機械設計概説 | 機械設計製図、自動車携行用ジャッキに求め られる性能、特徴など(講義) |
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第1 | 第16 | ||||||||||||||||||
投影図の選択方法 | 主投影図・補助投影図の選択方法について説明する(講義)。 | ねじ式ジャッキ の設計法 |
自動車携行用パンタグラフ形ねじ式ジャッキの 説明と設計法解説@(講義),関連JIS規格の 抜粋配付. |
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第2 | 第17 | ||||||||||||||||||
図形の表し方 | 様々な投影図、断面図、特殊な図示法について説明する(講義)。 | ねじ式ジャッキ の設計法 |
自動車携行用パンタグラフ形ねじ式ジャッキの 設計法解説A(講義) |
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第3 | 第18 | ||||||||||||||||||
基準の設定と寸法線の入れ方 | 機能を考えた加工基準の設定方法と寸法線・寸法補助線の記入法と、公差・表面性状について説明する。 | 個別設計 | 個別仕様の配布と設計(実習) | ||||||||||||||||
第4 | 第19 | ||||||||||||||||||
スケッチ | トースカンのスケッチ@(実習) | 個別設計 | 設計(実習)、設計書提出 | ||||||||||||||||
第5 | 第20 | ||||||||||||||||||
スケッチ | トースカンのスケッチA(実習) | 個別設計 | 設計書の講評と必要に応じ再設計. 部品図の作成@(実習). |
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第6 | 第21 | ||||||||||||||||||
製図 | スケッチを基にしたトースカン製作図の作成@(実習) | 製図 | 部品図の作成A(実習) | ||||||||||||||||
第7 | 第22 | ||||||||||||||||||
製図 | スケッチを基にしたトースカン製作図の作成A(実習) | 製図 | 部品図の作成B(実習) | ||||||||||||||||
第8 | 第23 | ||||||||||||||||||
トースカンの評価 | トースカンスケッチの評価(実習) | 製図 | 部品図の作成C(実習) | ||||||||||||||||
第9 | 第24 | ||||||||||||||||||
CAD | AutoCADの練習 | 製図 | 部品図の作成D(実習) | ||||||||||||||||
第10 | 第25 | ||||||||||||||||||
スケッチ | マシンバイスのスケッチ@(実習) | 製図 | 部品図の作成E(実習) | ||||||||||||||||
第11 | 第26 | ||||||||||||||||||
スケッチ | マシンバイスのスケッチA(実習) | 製図 | 組立図の作成@(実習) | ||||||||||||||||
第12 | 第27 | ||||||||||||||||||
製図 | スケッチを基にした製作図の作成@(実習) | 製図 | 組立図の作成A.提出,検図と訂正(実習) | ||||||||||||||||
第13 | 第28 | ||||||||||||||||||
製図 | スケッチを基にした製作図の作成A(実習) | 製図 | 組立図の作成B.提出,検図と訂正(実習) | ||||||||||||||||
第14 | 第29 | ||||||||||||||||||
マシンバイスの評価 | マシンバイスの評価(実習) | まとめ | 検図とまとめ | ||||||||||||||||
第15 | 第30 | ||||||||||||||||||
関連科目 | 設計製図・CADT・U、機械工作法T・U、工作電子実習T〜V、 | ||||||||||||||||||
教 科 書 | 機械製図(林 洋次、他・実教出版) | ||||||||||||||||||
参 考 書 | 機械設計の基礎ースケッチ製図演習(宮坂兼嗣・現代工学社) | ||||||||||||||||||
授業評価・理解度 | 最終回に授業評価アンケートを行なう。理解度は質問に対する回答や提出物で確認し、授業に反映させる。 | ||||||||||||||||||
副担当教員 | 前期 藤田和孝:FUJITA Kazutaka | ||||||||||||||||||
備 考 |